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『バルダーズ・ゲート3』や『Disco Elysium』が牽引! アイソメトリックRPGが再燃、往年の名作から新作までジャンルの進化に注目が集まる!

2026年03月11日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+

『バルダーズ・ゲート3』や『Disco Elysium』が牽引! アイソメトリックRPGが再燃、往年の名作から新作までジャンルの進化に注目が集まる!

『Disco Elysium』や『バルダーズ・ゲート3』といった名作の登場により、アイソメトリックRPGが再び注目を集めています。ここ10年近く、AAA級RPGが『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のスタミナシステムや偶発的な物語を模倣する傾向にあった中で、ゲームジャンルはかつての俯瞰視点へと回帰しつつあるようです。『バルダーズ・ゲート3』に夢中になったプレイヤーたちは、今やLarian Studiosの過去作品を漁り、長らくジャンルの頂点とされてきたアイソメトリックRPGを発掘しています。開発者たちもこの成功にあやかろうと、昔ながらの視点を取り入れた作品を開発しているとのことです。

アイソメトリックRPG復権の背景

『バルダーズ・ゲート3』は、デフォルトの視点をある程度変更できるものの、カジュアル寄りのRPGファンがより「ハードコア」なアイソメトリックCRPGを発見するための入り口として、非常に魅力的です。『プレーンスケープ:トーメント』、『パスファインダー』、そして初期の『Fallout』といった作品は、このジャンルや視点に不慣れな新規プレイヤーにとっては難易度が高いとされています。しかし、『バルダーズ・ゲート3』は、現代のAAA級RPGと往年の名作との完璧な架け橋となっています。Larian Studiosが最近『Divinity』の新作を発表した後、『ディヴィニティ:オリジナル・シン2』をプレイし始めた人々の数は、『バルダーズ・ゲート3』が持つ親しみやすさがなければ、これほど多くはならなかっただろうとのことです。

『Disco Elysium』以降のインディーシーン

『バルダーズ・ゲート3』だけがRPGジャンルを変革しているわけではありません。『Disco Elysium』も既にカルト的な人気を博しており、現在4つの精神的後継作品が制作されていることからも、その熱狂ぶりがうかがえます。この作品が元従業員以外にもインディーシーンに与えた影響は、明らかです。2025年発売予定のメンタルヘルス・タイムループもの『Rue Valley』は、その対話システムなど多くの点で『Disco Elysium』を彷彿とさせます。『Esoteric Ebb』は、『Disco Elysium』のような体験をファンタジー設定に落とし込んだ作品で、2d6ダイスをd20に変更し、「思考キャビネット」の代わりに能力値を使用するとのこと。また、ラスプーチンがメンターとして登場するポーランド産のアイソメトリックRPG『The Thaumaturge』は、その面白さに見合わない評価しか得られなかったものの、『Disco Elysium』の成功に乗じて、もっと注目されるべき作品だったとされています。

Owlcat Gamesの躍進

Larian Studiosと同様に、Owlcat Gamesもジャンルの人気に関わらず一貫してアイソメトリックCRPGを提供してきました。しかし、近年、サブジャンルの人気上昇により、最新作で前例のない成功を収めているとのことです。特に、『ウォーハンマー40,000:Rogue Trader』は、そのサプライズヒットにより、『ウォーハンマー』の世界観がアイソメトリックRPGと相性抜群であることを証明しました。Owlcat Gamesは、続編の『Dark Heresy』が既に制作中であるにもかかわらず、『Rogue Trader』にDLCを提供し続けているとのことです。

Xboxの動向と今後の展望

このアイソメトリック革命は、インディーやAAクラスのゲームに留まりません。Xboxのトップは最近人事異動があったものの、旧『Fallout』の開発者たちをまるでインフィニティ・ストーンのように集めています。中でも注目すべきは、Tim Cain氏がObsidian Entertainmentで未発表のプロジェクトに取り組んでいる点です。『Fallout』の生みの親であるCain氏と、『Fallout: New Vegas』のデザイナーであるJosh Sawyer氏の協力により、Cain氏の初期『Fallout』作品のアイソメトリック様式で『Fallout: New Vegas』の「デマスター」版が作られることを願う人もいるでしょう。しかし、彼らが共に手掛ける作品は、それよりもはるかに面白く、独創的で、エキサイティングなものになるだろうと予想されています。

Xboxはまた、『Clockwork Revolution』の開発も進めています。これは標準的なアイソメトリックRPGではありませんが、inXile EntertainmentのスタジオヘッドであるBrian Fargo氏が「私たちのアイソメトリック作品の反応性をファーストパーソン作品に持ち込みたい」とGamesRadar+に語っている点は興味深いでしょう。それが具体的にどのように実現されるのかは注目されるところですが、inXile Entertainmentが『プレーンスケープ:トーメント』の精神的後継作である『Torment: Tides of Numenera』を制作した経験から、『Clockwork Revolution』にもアイソメトリックRPGの魅力を注入できるだろうと期待されています。