『Marathon』のSteamプレイヤー数だけでゲームを判断するのは早計?業界関係者から多角的な視点を求める声が上がる
2026年03月11日 | #ゲーム #発売 #アプデ | GamesRadar+
先日リリースされたBungieの新作FPS『Marathon』のSteamプレイヤー数が一部で注目を集めています。しかし、この数字だけでゲームの評価を下すのは早計だと、業界関係者からは指摘が出ています。特に、Steam以外のプラットフォームやPCストアでのプレイヤー数も考慮に入れるべきだという意見が多数を占めており、ゲームの全体像を捉えるためには多角的な視点が必要とされています。
Steamプレイヤー数だけで判断するのは危険
『Overwatch』のシニアデザイナーであるディラン・スナイダー氏は、自身のX(旧Twitter)で「『Marathon』のプレイヤーが50%減少した」という投稿に対し、「SteamDBの数字を過度に重視するのは、無職でモテない人の行動だ」と痛烈に批判しました。スナイダー氏は、『Overwatch』の実際のプレイヤー数を把握している立場から、SteamDBのデータがすべてではないと強調しています。『Overwatch』のように複数のプラットフォームで展開されているゲームの場合、Steamの数字は全体のほんの一部に過ぎず、Battle.netやPlayStationなど、他のプラットフォームのプレイヤー数を無視することはできません。
厳しいゲーム業界の現状
『Warframe』のクリエイティブディレクターであるレベッカ・フォード氏も、『Marathon』のプレイヤー数について言及しました。同氏によれば、『Warframe』がリリースされた当時はSteamで435タイトルしか競合がなかったのに対し、現在は20,014タイトルものゲームが毎年リリースされており、プレイヤーの注目を集めるのが非常に困難になっているとのことです。フォード氏は、「『Warframe』は運が良かっただけ。毎日『Warframe』を気にかけてくれる人がいるのは贈り物であり、私たちは最新のアップデートの出来にかかっている」と述べ、現代のゲーム開発がいかに厳しい状況にあるかを説明しています。
『Marathon』の今後
『Marathon』は、『Halo』を手がけたBungieの新作FPSとして注目されています。Bungieは『Destiny 2』でのコンテンツの「保管庫入り」問題を受け、『Marathon』では「いつ参加しても、確立されたクエストラインをプレイできる」ようにすると表明しており、長期的なプレイヤー体験を重視する姿勢を見せています。Steamのプレイヤー数は一つの指標に過ぎず、今後『Marathon』がどのように展開していくのか、その動向に注目が集まります。