← 最新記事一覧

『Silent Hill f』開発者が語る! シリーズ初の近接戦闘特化システムがもたらす極限の緊張感と、状況を打破する「マスターキー」の秘密に迫る!

2026年03月12日 | #ゲーム #発売 | PlayStation.Blog EN

『Silent Hill f』開発者が語る! シリーズ初の近接戦闘特化システムがもたらす極限の緊張感と、状況を打破する「マスターキー」の秘密に迫る!

NeoBards Entertainmentが手掛けるホラーゲーム最新作『Silent Hill f』は、伝説的ホラーフランチャイズの新世代を担うタイトルとして、その開発秘話がゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス(GDC)の「Festival of Gaming」で明かされました。スタジオのクリエイティブディレクターであり、本作のゲームディレクターを務めるAl Yang氏が、ゲームプレイの要となるシステムについて詳しく語っており、特にシリーズ初となる近接戦闘オンリーのシステムに注目が集まっています。

『Silent Hill f』の新たな恐怖体験

本作の舞台は1960年代の日本、閑静な町・恵比寿ヶ丘が突然の霧に包まれ、主人公・清水ひなこの日常が悪夢へと変貌するというストーリーです。開発チームは、昭和時代の日本を舞台にしたホラーゲームとして、どのような武器が適しているかを検討しました。多くのホラーゲームが銃器や遠距離攻撃を主体とする中で、『Silent Hill f』ではこの常識を覆し、近接戦闘のみに特化するという大胆な決断をしています。プレイヤーがホラーゲームに求める「怖さ」は、単なるジャンプスケアではなく、「緊張感」にあるという哲学に基づき、物語と戦闘システムが構築されているとのことです。

緊張感を高める戦闘システム

『Silent Hill f』では、従来のサバイバルホラーが持つ「遅いエイムやリロード」「限られたリソース管理」「絶妙なペース配分」といった要素を近接戦闘に落とし込んでいます。弾丸の概念がない本作において、リソース管理は武器の耐久度として表現されており、モンスターに攻撃を当てるたびに耐久バーが減少しますが、敵に与えているダメージ量は具体的に表示されません。これにより、プレイヤーは常に不確実な情報の中で戦うことになり、緊張感が持続する仕組みです。また、敵の行動も重要で、特定の部位に攻撃を当てることで異なる反応を引き出す「フォーカスシステム」が導入されています。これは、銃器の照準を合わせるように、適切なタイミングでカウンターやフォーカス攻撃を繰り出し、敵の弱点を狙うことで、強力な一撃を与えられるというものです。

戦いのリズムを崩すマスターキー

ゲームの緊張感を高める一方で、それを解放する瞬間も重要であるとAl Yang氏は語っています。そこで登場するのが「マスターキー」と呼ばれるシステムです。これは、これまでのゲームプレイのリズムを完全に覆す「システムブレーカー」としての役割を担っています。例えば、特定の武器が特定のモンスターに有効といった「三すくみ」のような戦闘システムがある中で、マスターキーはそうしたバランスを無視して敵にダメージを与えられます。プレイヤーは頭を悩ませることなく、圧倒的な力で状況を打破できるというものです。『Silent Hill f』におけるマスターキーは、ひなこの変身の一部である「狐の腕」として登場します。前述のフォーカスシステムも、このマスターキー体験を少しライトにしたものとして機能しているとのことです。

項目 内容
プラットフォーム PlayStation 5