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Nintendo Switch 2向け『Donkey Kong Bananza』は数億個のボクセルで「破壊の美学」を追求!GDCで明かされた開発秘話

2026年03月12日 | #ゲーム #発売 | IGN

Nintendo Switch 2向け『Donkey Kong Bananza』は数億個のボクセルで「破壊の美学」を追求!GDCで明かされた開発秘話

Nintendo Switch 2向けに昨年発売されたアクションゲーム『Donkey Kong Bananza』の制作秘話が、GDC(Game Developers Conference)のパネルディスカッションで明らかになりました。プロデューサーの元倉健太氏とプログラマーの栗原達也氏が登壇し、本作の大きな特徴である「破壊可能な環境」を実現するための技術的な挑戦について語りました。特に、ゲーム内には数億個ものボクセルが詰め込まれており、美しいものを破壊する楽しさを追求した結果とのことです。

大量のボクセルが作り出す破壊の快感

本作の核となる破壊可能な環境は、3Dピクセルとも呼ばれる「ボクセル」技術によって実現されています。これは『スーパーマリオ オデッセイ』で雪やチーズといった要素に使われた技術を発展させたもので、任天堂は『スーパーマリオ オデッセイ』発売後もボクセル技術の研究を重ねていたそうです。『Donkey Kong Bananza』では、このボクセルが地形やNPCとして機能し、常に動き、それぞれ異なる解像度を持っているとのこと。例えば、ゲーム内の「キャニオン」というレイヤーだけでも約3億4700万個以上のボクセルが含まれており、密度や湿気、破壊されやすさなど、個々のボクセルには様々な特性が設定されています。これらの緻密なディテールが、レイヤー探索をより満足度の高いものにしていると開発チームは語っています。

Nintendo Switch 2の性能が実現した革新的なゲームプレイ

ボクセルを基盤としたシステムで60fpsを維持するのは非常に困難で、特に開発当初はオリジナルのNintendo Switch向けに進行していたため、苦労が多かったとのこと。しかし、Nintendo Switch 2の技術的進化があったからこそ、ドンキーコングとポリーンが惑星の核へと旅する冒険を、より自由度の高い形で構築できたと語られています。開発チーム内では混乱が生じることもあったようですが、お互いのアイデアを理解し、ドンキーコングがサムズアップするがごとく、前向きに進み続けたそうです。本作は2025年7月17日にNintendo Switch 2向けに独占発売され、その後9月にはDLC「DKアイランド」と「エメラルドラッシュ」が追加されています。

項目 内容
発売日 2025年7月17日
プラットフォーム Nintendo Switch 2