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ヨーロッパのゲーム年齢レーティングPEGIが大幅変更! ルートボックスで「PEGI 16」に引き上げ、NFTゲームは「PEGI 18」に。FCシリーズにも影響か?

2026年03月12日 | #ゲーム #発売 | IGN

ヨーロッパのゲーム年齢レーティングPEGIが大幅変更! ルートボックスで「PEGI 16」に引き上げ、NFTゲームは「PEGI 18」に。FCシリーズにも影響か?

PEGI(Pan-European Game Information)は、ヨーロッパにおけるゲームの年齢レーティングシステムを2026年7月より大幅に変更すると発表しました。これまでの薬物、性的な内容、暴力表現といった基準に加え、ゲーム内課金やオンライン機能に関連する「インタラクティブなリスク」も評価対象となることから、ゲーム業界全体に大きな影響が出るとみられています。特に、ルートボックスを含むゲームのレーティングが引き上げられる可能性があり、今後発売されるゲームの年齢区分にも注目が集まります。

ルートボックスで「PEGI 16」へ引き上げ

今回の変更で最も注目されるのは、ゲーム内課金やランダム型アイテムに関する新しいレーティングです。有料のランダム型アイテム、いわゆるルートボックスを含むゲームは、原則としてPEGI 16のレーティングが適用されることになります。これは、これまで年齢の低い層にも人気があった一部のスポーツゲームなどが、年齢レーティングの引き上げにより対象年齢が大きく変わる可能性を示唆しています。例えば、EAの『FC』シリーズは現在PEGI 3のレーティングですが、この変更が適用されれば『FC 26』はPEGI 16になると予想されており、かなりのインパクトがあるでしょう。

新たに追加される4つのカテゴリと具体的な基準

PEGIの新しいレーティングでは、以下の4つのカテゴリが追加されます。それぞれのカテゴリには具体的な基準が設けられており、ゲームの内容に応じて細かくレーティングが決定されます。これにより、保護者やプレイヤーはゲームを選ぶ際に、より詳細な情報を得られるようになります。

ゲーム内コンテンツの購入

期間限定や数量限定のオファーがあるゲームはPEGI 12、NFTやブロックチェーン関連のメカニズムを含むゲームはPEGI 18に分類されます。特にブロックチェーン技術が採用されたゲームの年齢制限は厳しくなる方向です。

報酬システムとオンラインコミュニティ

ゲームに戻ることで報酬が得られるデイリークエストなどのメカニズムはPEGI 7、しかし、ゲームに戻らないとコンテンツを失ったり、進行が遅れたりするようなペナルティがある場合はPEGI 12となります。また、完全に無制限なコミュニケーション機能(ブロックや通報機能がないなど)を持つオンラインゲームはPEGI 18に分類されます。これにより、オンラインでの安全性がより重視されることになります。

ドイツのUSKとの連携

PEGIは、ドイツの年齢レーティング機関であるUSKとも協力してこれらの新しい基準を開発しました。USKは2023年に同様の変更をすでに実施しているため、今回の変更はドイツで発売されるゲームには適用されません。PEGIは、これらの新しい基準に基づいた最初のゲームが、今年の夏後半に発表されると予想しています。

項目 内容
変更適用開始日 2026年7月
ルートボックスを含むゲームの基本レーティング PEGI 16
NFT・ブロックチェーン関連ゲームのレーティング PEGI 18