ソニーがPlayStationのPCゲーム展開から距離を置く? Steam Machineの台頭が戦略転換の背景にあるとの見解が浮上!
ソニーは、今後リリースされる大規模なシングルプレイヤーPlayStationゲームをPS5専用とし、PC版の発売を控える方針に転換したと報じられています。この戦略変更についてはさまざまな憶測が飛び交っていますが、ソニーが閉鎖したゲーム開発スタジオ「Bluepoint Games」の元開発者が、これについて興味深い見解を示しています。彼は、PlayStationがPCゲーム展開から距離を置く理由として、Valveが発表したSteam MachineのようなSteamベースのコンソールエコシステムの台頭を挙げているとのことです。
Steam Machineがゲーム市場を塗り替える可能性
Bluepoint Gamesの技術責任者であったPeter Dalton氏は、「コンソールは主に、ゲーミングPCよりも安価でシンプルな代替手段として存在している」と指摘しています。しかし、ValveがPCゲームライブラリ全体にアクセスできるコンソールのような体験を提供する新しいSteamコンソールをリリースした場合、それが非常に魅力的な選択肢となる可能性があるとしています。このシナリオでは、もしソニーがすべてのゲームをPCと同時発売していたら、SteamコンソールがコンソールのシンプルさとPCゲームの広範な選択肢という「両方の良いとこ取り」を提供することになり、結果的にSteamがコンソール戦争に勝利する可能性すらあると述べています。長年の伝統的なコンソール競争を経て、Valveが最終的に勝者となるのは皮肉なことでしょう。
PlayStationのPCゲーム戦略と今後の動向
ソニーは近年、PlayStationゲームのPC展開を進めてきましたが、マイクロソフトのようにコンソールと同時発売する形ではなく、一定期間のコンソール独占期間を設けた後にPC版をリリースするという段階的なアプローチを取っていました。『HELLDIVERS 2』のようなライブサービスゲームはPC版も同時発売され、記録的な成功を収めています。ソニー傘下のBungieが開発するライブサービス型シューター『Marathon』も、PC、PS5、Xbox Series X|Sで同時に発売される予定です。この方針転換により、Sucker Punchの『Ghost of Yotei』やInsomniacの『Marvel's Wolverine』といった大作シングルプレイヤーゲームはPS5独占となり、PC版のリリースは見送られるとのことです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Steam Machine発売時期 | 2027年以降に延期される可能性あり(Valveは年内発売を目指す) |
| Bluepoint Games閉鎖 | 今月中に約70人の従業員が影響を受ける予定 |