Steam上で確認されたマルウェア混入ゲームをFBIが本格捜査!仮想通貨詐欺への関連性を指摘し、情報提供を呼びかけ
2026年03月14日 | #ゲーム #ニュース | Polygon
Steamを巡る不穏な動きとして、過去数年間でマルウェアを仕込んだゲームが繰り返し発見されており、ユーザーのPC機能に障害を与えたり個人情報を盗んだりする事態が発生していました。これを受け、数か月前から連邦捜査局(FBI)がこれらのゲームの背後に大規模な詐欺計画が隠されている可能性を疑い、本格的な捜査に乗り出していることが明らかになりました。
FBIが「怪しいSteamゲーム」に目を光らせる理由
FBIは、このSteamでの一連の事態について専用のウェブページを立ち上げ、特に仮想通貨詐欺に関連するとみられる複数のゲームを主要な容疑として挙げています。『BlockBlasters』、『Chemia』、『Dashverse』、『Lampy』、『Lunara』、『PirateFi』、『Tokenova』といったタイトルが指摘されています。これらのゲームはリリース当初、一見すると通常のSteamゲームと区別がつかない作りでした。ジャンルもFPSからプラットフォーマーまで多岐にわたりますが、多くの場合、マルウェアはゲーム内のパッチを通じて配布されていたとのことです。中には、早期アクセス段階のゲームがプレイテストへの参加を募り、その際に危険なソフトウェアを注入していたケースもあったとされています。
被害と捜査の現状
Valveは、これらの悪質なゲームの性質が判明次第、迅速に停止措置を取っています。『BlockBlasters』の場合、SteamDBによるとピーク時の同時接続ユーザーはわずか7人でしたが、少なくとも1人のプレイヤーから仮想通貨を奪ったとされています。この特定の主張の真偽はPolygonでは確認できませんが、FBIが捜査を開始する以上、何らかの形で被害が深刻であったか、あるいは犯行が重大な犯罪に該当すると判断された可能性が高いでしょう。
犯罪組織の巧妙な手口
FBIのサイバー部門のページには、「これらの計画の背後にいる実行犯は、開発者、アフィリエイト、サービスプロバイダーからなる複雑なエコシステムで活動しており、常に戦術や技術を変更しています」と記載されています。FBIは、主要な脅威アクターが2024年5月から2026年1月の間にSteam上で活動していたと見ています。現在のところ、マルウェアゲームに関してFBIがどのような情報を得ているかの詳細はあまり共有されていません。
一般市民への情報提供呼びかけ
FBIは、この件に関連する情報を持つ一般市民に対し、情報提供を呼びかけています。また、被害に遭われた方は捜査への協力を求めています。ウェブサイトには、「提供された回答に基づき、FBIから追加情報の提供を求められる場合があります」「被害者の身元はすべて機密扱いとなります」と明記されており、安心して情報提供できるよう配慮されています。