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『Fallout 4』QAテスターが「プロフェッショナルな愚かさ」でゲームを限界まで追い込む!午前中に4つのクラッシュを発見し、ゼニマックス上層部にメールが届くほどの衝撃を与えた開発秘話が明らかに

2026年03月15日 | #ゲーム #アプデ | GamesRadar+

『Fallout 4』QAテスターが「プロフェッショナルな愚かさ」でゲームを限界まで追い込む!午前中に4つのクラッシュを発見し、ゼニマックス上層部にメールが届くほどの衝撃を与えた開発秘話が明らかに

Bethesda Softworksで『Fallout 4』の品質保証(QA)テスターを務めていたコリン・マキナニー氏が、ゲーム開発者会議(GDC)でのインタビューで、自身のユニークなテスト方法を明かしました。Xbox One版のRAM制限に着目し、通常では考えられない方法でゲームを限界まで追い込み、たった1日で4つの重大なクラッシュを発見したというのです。この功績は、当時のゼニマックス・メディア社全体にメールで報告されるほどのインパクトを与え、QAにおける人間の創造性と専門的な「愚かさ」の重要性を改めて示しました。

常識を覆す過激なテスト方法

マキナニー氏が実践したのは、まさに「常識破り」のテストでした。Xbox OneのRAMが8GBであることを逆手に取り、いかにしてメモリを限界まで消費させるかを追求したのです。具体的には、コンソールコマンドで自身の経験値を膨大に増やし、レベルを247まで上昇させました。さらに、ユニークな核ランチャーに、一度に10発の核を放つアドオンを装着。これらを組み合わせ、ウェイストランド全域を文字通り「超核攻撃」して回り、その結果、午前中だけで4件のクラッシュを発見したとのことです。これは通常のテストプロセスでは見つけられないような、非常に深いレベルのバグであったと推測されます。

ゼニマックス全体を揺るがした報告

マキナニー氏が発見したクラッシュは、当時のゼニマックス・メディア社のシステム上、全社員にメールで報告される仕組みになっていました。これにより、ロバート・アルトマン氏をはじめとする上層部にも、彼の功績が直接伝わったそうです。このエピソードは、マキナニー氏が「AIには真似できない、プロフェッショナルな愚かさ」と自負するように、機械的なテストでは見過ごされがちな、人間ならではの直感と発想がいかに重要であるかを物語っています。彼のテストは、単にバグを見つけるだけでなく、ゲームの安定性を根本から問い直すきっかけとなったようです。