『ペルソナ』シリーズの橋野桂氏が語る「JRPG 3.0」の未来! 従来のターン制バトルからの脱却が新時代の鍵に!
2026年03月15日 | #ゲーム #アプデ #発売 | Polygon
アトラスの橋野桂ディレクターが、韓国のゲームカンファレンス「G-Star 2025」でJRPGの未来について語り、大きな注目を集めています。橋野氏によると、JRPGは「JRPG 3.0」と呼ぶべき根本的な変化の時期を迎えており、これは従来のクラシックなJRPG(1.0世代)と現在のJRPG(2.0世代)から大きく進化するとのことです。特に、その変化の兆しは、JRPGの最も特徴的な要素の一つである「戦闘システム」に見られると語っており、伝統的なターン制バトルからの脱却がトレンドになってきています。
JRPGの戦闘システムがハイブリッド化
JRPGの戦闘システムが大きく変わりつつあります。アトラスの新作『メタファー:リファンタジオ』では、これまでの『ペルソナ』シリーズのような厳密なターン制ではなく、フィールド上でのリアルタイムアクションとターン制を組み合わせたハイブリッド戦闘が導入されています。リアルタイムで敵を倒したり気絶させたりし、ここぞという時にターン制に移行して戦略を練るという、まさに「JRPG 3.0」の幕開けを感じさせるシステムです。また、日本ファルコムの『英雄伝説 黎の軌跡』でも、17年間続いたターン制の伝統を破り、シームレスにリアルタイムとターン制を切り替えられるハイブリッドシステムを採用しています。これにより、物理ダメージと魔法ダメージの使い分けや、敵を気絶させてからの強力な先制攻撃が可能になり、戦闘の戦略性が格段に向上しています。
重要な局面で際立つターン制バトルの価値
これらのハイブリッド戦闘システムを採用したゲームでは、雑魚敵とのエンカウントではリアルタイム戦闘が中心となり、テンポの良いバトルが楽しめます。しかし、物語の重要な局面やボス戦では、昔ながらのターン制バトルが選択肢として提示されることが多いです。これにより、プレイヤーは、強敵との戦闘において、キャラクターの能力を最大限に引き出し、熟考された戦略を立てる必要性を、ゲームメカニクスを通じて体験できます。これは、単調になりがちなレベル上げのための戦闘と、物語のクライマックスを飾る重要な戦闘を明確に区別し、それぞれの戦闘に意味を持たせるための新しいアプローチと言えるでしょう。また、『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』(リメイク版)や『モンスターハンター ストーリーズ3』のように、弱い敵であればフィールド上で一撃で倒せたり、高速戦闘で瞬時に決着をつけられたりするシステムも、プレイヤーのストレス軽減に貢献し、JRPGの進化を後押ししています。