『Subnautica 2』開発を巡る訴訟でKRAFTONが判決に異議を表明、プレイヤー最優先の姿勢を強調しつつ今後の対応を検討する方針
2026年03月17日 | #ゲーム #ニュース | Eurogamer
人気サバイバルゲームシリーズ『Subnautica』の新作『Subnautica 2』の開発を巡り、パブリッシャーであるKRAFTONと開発元Unknown Worldsの元経営陣の間で争われていた訴訟について、先日、元経営陣の主張を一部認める判決が下されました。これに対しKRAFTONは、判決には異議があるとしつつも、今後の対応を検討していく方針を示しました。
法廷闘争の背景と判決内容
今回の訴訟は、2025年7月に『Subnautica 2』のゲームディレクターを含む複数の主要開発者やUnknown WorldsのCEOがKRAFTONによって解任されたことに端を発します。解任された開発者たちは、KRAFTONが収益目標を達成させず、多額のボーナスパッケージを支払わないためにゲームを遅延させ、自分たちを追放したと主張し、法的措置に踏み切っていました。KRAFTON側は、ゲームの品質向上とファンの期待に応えるための決定であったと反論していましたが、今回の判決では、元CEOを職務に復帰させ、彼に『Subnautica 2』のSteamページおよび早期アクセス版のローンチに関する管理権限を与え、さらに業績ベースのボーナスパッケージを延長することが命じられました。
KRAFTONの声明と今後の展望
KRAFTONはユーロゲーマーに対し、「KRAFTONはすべての意思決定においてプレイヤーを最優先に考えており、これは決して変わることはありません」という声明を発表しました。彼らは、過去数ヶ月間、KRAFTONとUnknown Worldsチームが『Subnautica 2』を強化し、早期アクセスリリースに向けて準備を進めてきたこと、そしてSubnauticaコミュニティに最高の体験を提供することに注力してきたと強調しています。また、今回の判決には敬意を表しつつも異議があるとし、「今後の道筋を決定するにあたり、選択肢を評価している」と述べました。さらに、この判決が元役員による損害賠償請求や『Subnautica 2』に関連するアーンアウト(収益連動型報酬)の請求を解決するものではなく、さらなる訴訟が係属中であることも示唆しています。KRAFTONは、「当面の焦点は変わらず、Subnauticaファンに可能な限り最高のゲームを提供すること」としており、プレイヤーへの影響を最小限に抑えつつ、引き続き開発を進めていく姿勢を示しています。