サウジアラビアの投資ファンドが『バイオハザード』シリーズでおなじみのカプコンの株式をさらに取得、その保有率は約10%に到達、今後のゲーム業界の動向に注目が集まります
サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が率いる電子ゲーム開発会社(EGDC)が、カプコンの株式をさらに5%取得したことが明らかになりました。これにより、サウジアラビアはカプコンの株式約10%を保有することになります。今回のEGDCによる買収は、皇太子のMISK財団の一部であり、「純粋な投資」とされています。
カプコンへの投資と人気ゲームの快進撃
今回のEGDCによる株式取得は、サウジアラビアの公共投資基金(PIF)がすでに保有している5%の株式に加えて行われたものです。EGDCは2678万株を追加取得しており、これでサウジアラビア全体としてカプコンの約10%を所有することになります。このような状況下で、人気ホラーゲーム『バイオハザード レクイエム』が発売以来600万本の売り上げを記録し、シリーズ史上最速の販売本数を達成したとされています。
サウジアラビアによるゲーム業界への積極的な投資
ムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、これまでにもTake-Two、EA、Activision Blizzardといった国際的なゲーム会社に多額の投資を行っています。また、SNKコーポレーションも皇太子の財団の子会社によってほぼ完全に所有されています。これらの動きは、サウジアラビアがゲーム業界全体に対して非常に積極的な姿勢を見せていることを示しています。最近では、Ubisoftがサウジアラビアとの提携により『アサシン クリード ミラージュ』のDLCを制作することを発表した際、一部の従業員から懸念の声が上がったとのことです。また、『The Sims 4』のコンテンツクリエイターたちは、EAがサウジアラビアの公共投資基金(PIF)を含む投資家グループに買収されることが確認された後、EAのクリエイターネットワークを離脱する抗議行動を起こしていると報じられています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| カプコン株保有率(サウジアラビア) | 約10% |
| 『バイオハザード レクイエム』販売本数 | 600万本 |