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ボードゲーム『Cthulhu: Dark Providence』は旧作から大幅刷新!クトゥルフ神話の世界で繰り広げられるデッキ構築とエリアコントロール、隠された役割が織りなす緊張感あふれるゲーム体験とは? |

2026年03月18日 | #ゲーム #発売 #レビュー | IGN

ボードゲーム『Cthulhu: Dark Providence』は旧作から大幅刷新!クトゥルフ神話の世界で繰り広げられるデッキ構築とエリアコントロール、隠された役割が織りなす緊張感あふれるゲーム体験とは? |

ボードゲーム『Cthulhu: Dark Providence』は、2013年に登場したマーティン・ウォーレス氏の異色作『A Study in Emerald』を、テーマやビジュアル、ゲームシステムに至るまで大幅に刷新したタイトルとして注目されています。旧作の独創的なアイデアを継承しつつも、バランス調整やゲームプレイの興奮度を高めることに成功したとされており、クトゥルフ神話の世界観をボードゲームで深く体験したいプレイヤーにとって、新たな選択肢となることは間違いありません。

クトゥルフ神話が織りなす独特のゲーム体験

本作はデッキ構築、エリアコントロール、そして隠された役割といった、一見すると異なるメカニクスを巧みに融合させています。プレイヤーはゲーム開始時に「調査員」「狂信者」「異端者」のいずれかの役割カードを受け取ります。調査員と狂信者はそれぞれの目的を追求しますが、異端者はどちらかのグループに属しながらも、自身の目的を達成しようとします。この「異端者」の存在が、旧作よりもプレイヤー間の疑心暗鬼を深め、ゲームに戦略的な深みをもたらしているとのことです。ボード上では「儀式」と「調査」の2つのトラックが進行し、狂信者と調査員はそれぞれに対応するトラックを進めることでポイントを獲得できます。しかし、これは協力ゲームではなく、各プレイヤーは個別の勝利点合計を持ち、最終的に1人のプレイヤーしか勝利できないため、常に他のプレイヤーの動向を警戒しながら、自分の勝利を目指す必要があります。

白熱の駆け引きを生む入札と都市の支配

プレイヤーは手札のカードを消費してアクションを実行し、都市やカードに影響力キューブを配置します。都市やカードの過半数を支配している場合、アクションを消費してそれを獲得できますが、これはターン最初の行動としてのみ可能です。これにより、他のプレイヤーがその獲得を阻止する機会が常に生まれるため、一触即発の入札合戦が頻繁に発生します。高価値の都市やゲーム終了を左右する局面では、この入札が非常に緊張感のあるものになります。さらに、一度支配した都市でも、他のプレイヤーがキューブを置いて再び入札を開始できるため、常に都市を奪われる危険性があります。この激しい争いを防ぐ唯一の方法は「ロック」アクションですが、それすらも解除される可能性があるため、プレイヤーは常にリスクとリターンを天秤にかけながら行動する必要があります。

不確実性が生む戦略の多様性

プレイヤーの役割はゲーム中に隠されており、各プレイヤーの行動からその役割を推測することが重要になります。特定の役割を持つプレイヤーは、ゲーム終了時に最下位のプレイヤーと同 faction である場合、他のプレイヤーも失格となるという劇的なルールが存在するため、誰が味方で誰が敵なのかを見極めることが非常に重要です。また、多くのカードがゲートを閉じる効果を持つため、狂信者であっても調査員にポイントを与えないためにゲートを閉じる選択肢も生まれます。このような不確実性が、より一層ゲームを複雑かつ魅力的なものにしています。デッキ構築を重視して強力なカードで敵エージェントを暗殺したり、都市の支配に集中したりと、様々な戦略が考えられますが、最も成功するアプローチは、状況に応じて戦略を柔軟に組み合わせることだと言われています。

項目 内容
プレイ人数 1~4人
プレイ時間 60分~90分