NVIDIAの次世代AIグラフィック技術『DLSS 5』にゲーマーから批判殺到!CEOは「完全に間違っている」と反論、その真意とは?
2026年03月19日 | #ゲーム #発売 #ハード・周辺機器 | Polygon
NVIDIAが次世代グラフィックカード「RTX-50」シリーズに搭載予定の最新AIグラフィック技術「DLSS 5」が、ゲーマーの間で物議を醸しています。この技術は、ゲームのライティングを向上させるとされていますが、キャラクターデザインに意図しない変更を加える可能性が指摘されており、「AIスロップ(AIが生成した粗悪なコンテンツ)」と比較されるなど、インターネット上で大きな反発を招いています。NVIDIAのCEOは、この批判に対し、ゲーマーの認識が「完全に間違っている」と述べ、技術の正当性を強調しています。
DLSS 5の具体的な機能とゲーマーの懸念
DLSS 5は、機械学習と「ニューラルレンダリング」を用いてゲームのライティングを強化する技術とされています。特に金属や水といった無生物のオブジェクトや要素に対しては、その効果が顕著に現れ、ビジュアルの品質を向上させるとのこと。しかし、人間キャラクターに適用された場合、その変化が「不気味の谷」現象を引き起こし、まるでTikTokの美顔フィルターをかけたように見えるとの指摘が多数上がっています。NVIDIAは、テクスチャやレンダー自体はDLSS 5のON/OFFに関わらず変化しないと主張しており、この技術がゲームそのものを改変するものではないとしています。また、ゲーム開発者がこの技術の採用を選択しており、多くの場合、開発者本来のビジョンに近づく助けになっていると説明しています。
NVIDIA CEOの見解と技術の真意
NVIDIAのCEOであるジェンスン・フアン氏は、今回の批判に対して「まず第一に、彼らは完全に間違っている」と断言しました。フアン氏は、DLSS 5がフレームレベルでの後処理ではなく、ジオメトリレベルでの生成制御であると強調しています。「これは生成AIとは非常に異なり、コンテンツ制御型の生成AIだ。だから我々はこれをニューラルレンダリングと呼んでいる」と説明しており、ゲーマーが技術のメカニズムを正確に理解していないことが誤解の原因であるとの見解を示しています。しかし、ゲーマーの多くは、技術的な定義よりも最終的な結果に不満を抱いており、『バイオハザード』のレオン・S・ケネディのような象徴的なキャラクターが、意図しない形で表現されることに違和感を覚えているようです。AIを用いた「リアルな」ビジュアル表現に対する世間の疲弊感も、この反発の背景にあると考えられています。```