Nvidiaの新技術DLSS 5発表にゲーム開発者から戸惑いの声、『Resident Evil Requiem』のキャラクター改変問題が波紋を広げる業界の新たな課題と展望とは
2026年03月20日 | #ゲーム #発売 | Polygon
Nvidiaが新技術DLSS 5を発表し、そのデモンストレーションで『Resident Evil Requiem』のキャラクターが不自然に「盛られた」画像が公開されたことで、ゲーム業界に大きな波紋が広がっています。この技術はAIを活用したグラフィック向上を謳う一方で、開発者の意図しない形でキャラクターの見た目を変化させてしまう可能性が指摘されており、特に『Resident Evil Requiem』を開発するカプコンの内部では、このNvidiaとの提携について多くの開発者が「寝耳に水」の状態だったと報じられています。
DLSS 5が巻き起こす波紋と開発者の戸惑い
NvidiaはDLSS 5を「2018年のリアルタイムレイトレーシング以来、コンピューターグラフィックスにおける最も重要なブレークスルー」と称していますが、その一方で、ゲームの芸術的な意図を大きく損なうとの懸念が浮上しています。特にSNSで拡散された『Resident Evil Requiem』のグレース・アシュクロフトの顔が不自然に「ヤス化した」とされる画像は、開発者の作品に対する思いを無視しているのではないかとの批判を集めています。カプコンの匿名の情報源によると、同社は『Resident Evil Requiem』やその他の未発表タイトルにおいて「反AI」の姿勢を貫いていたとのことなので、今回の発表は社内で特に大きな衝撃を与えたようです。
大手ゲームスタジオの対応と今後の展望
NvidiaはDLSS 5を今秋にリリースする予定で、ベセスダ、カプコン、NetEase、テンセント、Warner Bros.、Ubisoftといった大手デベロッパーのゲームをサポートするとされています。しかし、カプコンだけでなくUbisoftのスタッフも発表と同時にこの情報を知ったと証言しており、社内での情報共有の不足がうかがえます。一方で、Ubisoftのチャーリー・ギルモット氏はNvidiaのプレスリリースでこの技術を絶賛し、「DLSS 5は、世界をリアルに感じさせるための真のステップです」とコメントしています。企業の上層部が現場スタッフに特定のビジネス決定を伏せることは珍しくありませんが、今回のNvidiaとの提携はカプコンの企業文化における潜在的な変化を示唆しているのかもしれません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リリース予定時期 | 今秋 |