Ubisoft傘下の『ゴーストリコン』開発スタジオRed Storm Entertainmentがゲーム開発事業から撤退、100名以上が解雇される大規模な組織再編が発表
2026年03月20日 | #ゲーム | Game Informer
Ubisoftは、人気タクティカルシューター『ゴーストリコン』シリーズをはじめ、数々のトム・クランシー作品を手掛けてきたRed Storm Entertainmentがゲーム開発事業から撤退し、100名以上の従業員が解雇されたと発表しました。Red Storm Entertainmentは今後もスタジオとして存続しますが、その役割はゲーム開発からUbisoftの各種プロジェクトを裏方で支えるサポート業務へと完全に移行するとのことです。
Red Storm Entertainmentの新たな役割と事業転換
今回の事業転換により、Red Storm EntertainmentはUbisoftが開発するゲームエンジンの「Snowdrop Engine」をはじめとする基幹技術の開発や、IT、顧客対応といった裏方業務に専念することになります。この大規模な再編に伴い、105名の従業員が職を失うことになったとGameIndustry.bizは報じています。Red Storm Entertainmentは1996年に設立され、初代『ゴーストリコン』や『レインボーシックス』といったトム・クランシー作品を数多く開発し、2012年の『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』が最後の開発作品となりました。また、VRゲーム『Werewolves Within』や『Star Trek: Bridge Crew』なども手掛け、最後の出荷ゲームは2023年の『アサシン クリード Nexus VR』でした。
開発中止となった複数のプロジェクト
Red Storm Entertainmentは、近年複数の開発プロジェクトが中止となっています。2022年には未発表の『スプリンターセルVR』が開発中止となり、そして2024年には、人気ルートシューター『ディビジョン』シリーズの無料プレイ版として期待されていた『The Division Heartland』も開発中止が決定しています。これらのプロジェクト中止が今回の事業転換に大きく影響していることは間違いないでしょう。
Ubisoftは今年1月に大規模な組織再編を発表しており、今回の動きもその一環です。これにより、いくつかのプロジェクトが中止され、従業員のレイオフも行われてきました。これには長らく待たれていた『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』のリメイク版も含まれます。Ubisoftは「クリエイティブハウス」と呼ばれる5つの新しい運営モデルを導入し、オープンワールドゲームやゲーム・アズ・ア・サービスに注力し、プレイヤー向けの生成AIへの投資を加速させるとしています。