PS2の伝説的アクションゲーム『The Bouncer』が『キングダム ハーツ』の主人公ソラのデザインに予想外のインスピレーションを与えていたことが判明! 開発秘話が明らかに
2026年03月20日 | #ゲーム #発売 | Polygon
PS2向けにスクウェア・エニックスが2001年に発売したアクションゲーム『The Bouncer』が、『キングダム ハーツ』シリーズの主人公ソラのデザインに大きな影響を与えていたことが明らかになりました。この事実は、2003年の小島プロダクションのアーティストである新川洋司氏との対談で、キャラクターデザイナーの野村哲也氏自身が明かしています。
『The Bouncer』が『キングダム ハーツ』に与えた影響
『The Bouncer』は、ヤクザシリーズに先行してスクウェアが手掛けたベルトスクロールアクションゲームで、RPG要素と豪華なムービーが特徴です。ゲームの評価は賛否両論ありましたが、そのビジュアルは高く評価されていました。特にキャラクターデザインは、ファイナルファンタジーVIIやキングダムハーツで知られる野村哲也氏が担当しており、2000年代初頭のY2Kファッションが色濃く反映されています。主人公であるシオンは、『キングダム ハーツ』の主人公ソラと非常に似たデザインをしており、とがったアシンメトリーな茶髪、赤い半袖のパーカー、ボリュームのあるショートパンツ、ウォレットチェーンといった特徴が共通しています。細部の違いはあるものの、赤と青を基調とした特徴的なカラーパレットも共通点として挙げられます。
『キングダム ハーツ』ソラのデザインの秘密
野村哲也氏は、ソラのデザインについて「他のキャラクターがディズニーであるため、ソラのデザインは、それまでに描いてきたすべてのキャラクターの『壮大な集大成』のようなものにしたかった」と述べています。そのため、ソラにはクラウドやティーダ、そしてシオンといった過去のキャラクターの要素が意図的に取り入れられているとのこと。シオンのデザインは、ソラを形作る上で重要なピースの一つだったわけです。『The Bouncer』自体は単独のシリーズとして確立しませんでしたが、そのレガシーは間接的な形で『キングダム ハーツ』シリーズに受け継がれ、ソラが世界中で愛されるキャラクターとなる要因の一つとなりました。