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『Subnautica 2』のリリース時期を巡り開発元とパブリッシャーの法廷闘争が激化、CEOの弁護団がKraftonの「意図的なリーク」に対し侮辱罪を要求

2026年03月21日 | #ゲーム #ニュース | Eurogamer

『Subnautica 2』のリリース時期を巡り開発元とパブリッシャーの法廷闘争が激化、CEOの弁護団がKraftonの「意図的なリーク」に対し侮辱罪を要求

人気サバイバルゲーム『Subnautica』の続編となる『Subnautica 2』を巡る、開発会社Unknown WorldsとパブリッシャーKraftonの法廷闘争に新たな展開がありました。Unknown WorldsのCEOに復職したテッド・ギル氏の弁護団は、Kraftonがギル氏との協議なしにゲームの早期アクセス版リリース時期をリークしたとして、裁判所がKraftonを侮辱罪に問うよう求めているとのことです。この問題は、ギル氏らが主張する「不当な解雇」と「ゲームの意図的な遅延」に端を発しており、裁判所の判断が待たれます。

『Subnautica 2』早期アクセス巡る新たな火種

ギル氏がCEOに復職した翌日、以前CEOを務めていたスティーブ・パプーシス氏がスタッフ向けに、『Subnautica 2』が主要な開発マイルストーンをクリアし、5月に早期アクセスリリースが可能になったというメモを共有したとのことです。その後、Kraftonはこのリリース情報を複数のメディアに確認しました。しかし、この発表は裁判所の裁定で「Unknown Worldsの完全な運営権」を与えられたギル氏の権限を無視した形となり、ギル氏の弁護団は「Kraftonが意図的にメモとリリース情報を漏洩した」と主張し、裁判官に深刻な懸念を表明したとのことです。

法廷闘争の深層と今後の展開

ギル氏の弁護団は、パプーシス氏がメモを共有した時点で、もはやリリース発表の権限を持っていなかったと指摘しています。彼らは「Kraftonはゲーム、チーム、コミュニティ、そして裁判所の意見を全く顧みず、自己都合で発売を発表した」と述べており、この行為が「ゲームをさらに傷つけ、Subnauticaコミュニティにさらなる混乱をもたらした」と強く非難しています。一方でKraftonは、パプーシス氏のメッセージには「不適切な点はない」と反論しており、彼は「Unknown Worldsの従業員の努力を祝ったに過ぎない」と主張しています。

ギル氏の弁護団は、Kraftonがパプーシス氏のメモに関する懸念が裁判官に提起された後も、複数メディアに対し5月のリリース日を継続して確認していたと主張し、新たな申し立てを行っています。彼らは、Kraftonの行動が「創設者たちが9ヶ月間、数百万ドルを費やして戦い、ゲームのローンチ時期と方法を決定する権利を取り戻そうとした」訴訟の目的を「損なった」と述べています。裁判所は、今回の裁定がいつから有効になるかについても紛争の解決を求められており、今後の法廷闘争の行方が注目されます。