『Arc Raiders』の開発チームが「ソウルライク」な難易度調整を経験? 開発者間の壮絶な「プレイテストバトル」が明らかに
2026年03月21日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
Embark Studiosが開発中のPvPvEシューター『Arc Raiders』の制作過程では、開発チーム内で壮絶な「プレイテストバトル」が繰り広げられていたことが、GDC 2026のパネルで明らかになりました。同スタジオのプロダクションディレクターであるカイオ・ブラガ氏によると、開発者たちは互いのアイデアが勝るように、敵のArcや武器の性能調整を巡って熾烈な争いを繰り広げていたとのこと。一時はArcがまるで『ELDEN RING』のボスのように強化され、まるでソウルライクゲームのような難易度になっていた時期もあったそうです。
開発者たちの熾烈な「プレイテストバトル」
ブラガ氏が語った「プレイテストバトル」とは、チーム内の各セクションが自身の担当部分の魅力を最大限に引き出すべく、日夜ゲームバランスの調整に明け暮れていたことに由来します。例えば、武器チームが「武器の爽快感を重視したい」と考えれば、Arcをバターのように溶かすほど強力な武器を実装。しかし、これに反発したArcチームは、自分たちが心血を注いだAIを活かすため、Arcの耐久力や攻撃力を大幅に強化してしまう、といった具合でした。この調整合戦は日常的に行われ、チームは数年にわたってゲームの「魂」を巡って戦い続けていたとのことです。
開発を軌道修正し現在の『Arc Raiders』へ
開発チームは、このようにバランスが二転三転する状況を経験。最終的には現在の『Arc Raiders』の形に集中するため、大幅なチーム再編が行われたそうです。過去には人気ストリーマーのShroud氏が開発中のゲームバランスの難しさについて語ったクリップを引用し、「我々は実際に二度も失敗した」とブラガ氏は語っています。この経験が、現在の『Arc Raiders』のゲーム性にどのように反映されているのか、続報が待たれます。