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『Crimson Desert』の物語と世界観に疑問符?ゲーム内の言語表現や設定に矛盾と浅さが露呈しているとの指摘

2026年03月24日 | #ゲーム | Polygon

『Crimson Desert』の物語と世界観に疑問符?ゲーム内の言語表現や設定に矛盾と浅さが露呈しているとの指摘

Pearl Abyssが開発中の新作アクションRPG『Crimson Desert(クリムゾンデザート)』について、そのストーリーや世界設定に関する懸念が指摘されています。特に、中世ファンタジーとしてのリアリティや整合性に疑問が投げかけられており、ゲームの核となる部分に作り込みの甘さが見受けられるとのことです。

言語表現と時代考証の不一致

本作では、中世を舞台にしているにもかかわらず、登場人物のセリフやスラングに現代的な、あるいは時代錯誤な言葉遣いが頻繁に見られると報じられています。例えば、ゲーム冒頭で登場する同性愛蔑視のスラング「cockswaggler」は、1880年代まで使われていなかったとされ、他にも「fucking」「bastard」「freak」「cock」「cunt」といった言葉が、中世における本来のニュアンスとは異なる形で使われているとのことです。唯一「stinking turd」だけは中世の言葉として適切だそうですが、全体的に時代考証への配慮が不足している印象は否めません。本来中世で「悪い言葉」とされるのは冒涜的な言葉であり、ゲーム内には宗教的派閥が複数存在するにもかかわらず、そうした表現はほとんど見られないようです。

設定の矛盾と浅い世界観

『Crimson Desert』の世界設定にも矛盾が散見されるとの指摘があります。例えば、特定の勢力「Greymanes」が部族国家Pailuneの王室警護隊でありながら、同時にPywel全土で「お人好しの傭兵」として知られているという設定は、両立が難しいとされています。また、Hernandの貴族がGreymanesと同盟を結び、Pailuneの新たな指導者と敵対するという展開も、自国の兵力不足を訴えながら大規模な対立を招くという点で不自然さが指摘されています。さらに、過去の記憶を追体験するシステムで得られる情報に、登場人物の行動理由が矛盾して記述されているケースも確認されており、物語全体の一貫性や深みに欠ける印象を与えています。生存要素やハウジング、評判システムなども、単に「流行りの要素だから」という理由で導入されたかのような、浅い作り込みが指摘されています。