『Switch 2』生産計画を下方修正か?ホリデーシーズンの販売不振が影響、今後の戦略に注目集まる
2026年03月24日 | #ゲーム #発売 | Polygon
ゲーム業界に衝撃が走っています。好調な販売を続けていた『Switch 2』ですが、ホリデーシーズンにおける販売台数が期待を下回ったことから、任天堂が生産計画を下方修正したと報じられています。Bloombergが関係者からの情報として伝えたところによると、当初600万台を予定していた今期の生産台数を400万台に減らすとのことです。
『Switch 2』の現状と投資家の懸念
『Switch 2』は、発売からわずか数ヶ月で1737万台を販売し、歴代最速の売上を記録しています。これは初代Switchの同時期の売上を1000万台上回る驚異的な数字です。また、『Mario Kart World』は1400万本、『Pokémon Pokopia』はSwitch 2専用タイトルとして大ヒットを飛ばし、『Resident Evil Requiem』のDay-One版もXbox Series XやPlayStation 5と同日発売されるなど、好調なソフトウェアラインナップも販売を後押ししています。しかし、任天堂は会計年度末までに1900万台の販売目標を掲げていますが、この目標を最近引き上げていないことが投資家の間で懸念材料となっているようです。任天堂は通常、控えめな目標を設定し、実績に応じて上方修正する傾向があるため、この状況は異例と受け止められています。
ホリデーシーズンの販売鈍化と内部議論
任天堂は2月の決算発表で、ホリデーシーズンにおける北米での販売が予想を下回ったことを認めています。Bloombergによると、社内では発売当初に潤沢な在庫を供給したことで、本来であれば年末にかけて発生するはずだった需要が前倒しされたのではないか、という議論がされているとのことです。確かに、発売当初に『Mario Kart World』や『Donkey Kong Bananza』といった目玉タイトルを投入した一方で、ホリデーシーズンに発売された『Metroid Prime 4: Beyond』や『Pokémon Legends: Z-A』は初代Switchでもプレイ可能でした。このため、Switch 2専用のキラータイトルが不足していたことが販売鈍化の一因として考えられています。
RAM価格高騰と今後の課題
Bloombergの情報筋は、任天堂が『Switch 2』の長期的な成功には自信を持っているとしつつも、一部の業界アナリストからは悲観的な見方も出ています。あるアナリストは、ホリデーシーズンの販売不振を「ひどいニュース」と表現し、2026年のホリデーシーズンには『Grand Theft Auto 6』の発売という「津波」に加えて、RAM価格高騰の影響に直面すると警告しています。任天堂はメモリーコストの上昇を反映した価格引き上げを検討しているとのことですが、アナリストは販売台数の落ち込みを避けるためには、任天堂が損失を抱える可能性も指摘しています。RAM価格高騰はエレクトロニクスメーカー全体にとって現実的な脅威であり、任天堂もこの課題にどう対処するかが注目されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 今期生産目標(修正後) | 400万台 |
| 累計販売台数(2025年末時点) | 1737万台 |
| 『Mario Kart World』販売本数 | 1400万本 |