Epic Gamesが『フォートナイト』のエンゲージメント低下を理由に1,000人以上の大規模な人員削減を発表、一部ゲームモードも閉鎖へ
Epic Gamesは、従業員1,000人以上を解雇すると発表しました。これは全従業員の約23%に相当する大規模なものになります。Epic GamesのCEOであるティム・スウィーニー氏は、スタッフへの書簡で、この決定の一因として、人気ゲーム『フォートナイト』のエンゲージメントが低下していることを挙げています。
『フォートナイト』のモード廃止とエンゲージメントの課題
今回の人員削減に伴い、『フォートナイト』の一部のモードが閉鎖されるとのことです。具体的には、「Rocket Racing」「Ballistic」「Festival Battle Stage」の3つのモードが対象となります。スウィーニー氏によると、『フォートナイト』は依然として「世界で最も成功しているゲームの一つ」であるとしながらも、シーズンごとのエンゲージメントに一貫性がなく、支出が収入を大幅に上回っている状況が続いているとのこと。また、長年の法廷闘争を経てモバイル版への復帰がまだ初期段階にあることも影響していると説明しています。
業界全体の課題と今後の展望
スウィーニー氏は、今回の人員削減は業界全体の成長鈍化、消費の低迷、コスト上昇といった課題も背景にあると述べています。特に、「次世代機が前世代機よりも売れていないこと」や「他のエンターテインメントとの時間競争」も影響しているとしています。しかし、彼はEpic Gamesが「業界の先駆者」としての役割を担い、AppleやGoogleとのプラットフォーム手数料に関する訴訟で「多くの弾丸を受けてきた」ことも強調しています。今回の人員削減は、2023年に830人の従業員を削減した前回の波に続くもので、スウィーニー氏は会社が過去の激動を乗り越えてきた歴史に触れ、今後も再建と成長を目指す姿勢を示しています。なお、今回の削減はAIとは無関係であると明言されており、AIが生産性向上に寄与する限り、素晴らしい開発者を育成したいと考えているとのことです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 人員削減数 | 1,000人以上 |
| 対象モード | Rocket Racing, Ballistic, Festival Battle Stage |