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Epic Gamesが『フォートナイト』のエンゲージメント低下により1,000人以上の大規模な人員削減を発表、会社の収益状況を立て直すための苦渋の決断を下す

2026年03月25日 | #ゲーム | Eurogamer

Epic Gamesが『フォートナイト』のエンゲージメント低下により1,000人以上の大規模な人員削減を発表、会社の収益状況を立て直すための苦渋の決断を下す

Epic Gamesは、同社の看板タイトルであるバトルロイヤルゲーム『フォートナイト』のエンゲージメント低下を理由に、1,000人以上の従業員を解雇すると発表しました。これは、2023年の830人の解雇に続く大規模な人員削減となります。Epic GamesのCEOであるティム・スウィーニー氏がブログ投稿で明らかにしたところによると、同社は現在「稼ぎよりも大幅に支出が多い」状況にあり、会社を存続させるために大規模なコスト削減が必要とされています。

大幅なコスト削減の背景と業界の課題

スウィーニー氏の声明によれば、『フォートナイト』のエンゲージメント低下は2025年から始まっており、この状況が会社全体の収益を圧迫しているとのことです。今回の解雇は、契約、マーケティング、一部の未充足ポジションの閉鎖における数百万ドル規模のコスト削減と合わせて、会社の財務状況をより安定させるための措置とされています。また、業界全体が直面している課題として、成長の鈍化、消費支出の減少、コスト効率の悪化が挙げられています。特に、現行のゲーム機が前世代よりも販売数が少ないことや、他のエンターテイメント形式との時間競争が激化している点も指摘されています。

『フォートナイト』の課題と今後の展望

Epic Gamesが抱える課題は業界全体のものだけではなく、同社特有の事情も存在します。『フォートナイト』は世界で最も成功したゲームの一つであることに変わりはないものの、シーズンごとに一貫して「魔法」のような体験を提供することに苦戦しているとしています。また、モバイルへの回帰と世界中の数十億台のスマートフォン向けに『フォートナイト』を最適化する取り組みもまだ初期段階にあり、業界の先駆者として多くの困難に直面しながらも、将来的な成果を目指しているとのことです。なお、今回のレイオフはAIとは関連していないとスウィーニー氏は明言しており、AIが生産性を向上させる限り、優秀な開発者をできるだけ多く雇用し、優れたコンテンツとテクノロジーの開発を進めたいとしています。

退職者への手厚いサポート

今回のレイオフで職を失う従業員には、最低4ヶ月間の基本給が保証され、Epicでの在籍期間に応じて追加の資金が提供されます。さらに、医療保険のプランも延長され、米国在住の従業員には6ヶ月間の医療保障が提供されるとのことです。ストックオプションの権利確定は2027年1月まで加速され、株式行使オプションは最大2年間延長されます。

項目 内容
解雇人数 1,000人以上
退職金 最低4ヶ月分の基本給 + 在籍期間に応じた追加資金
医療保障 米国在住者向けに6ヶ月間延長