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『Arc Raiders』初期には「The Cylinder of Pain」なる巨大なプロトタイプArcが存在していた!?開発秘話が明かされる

2026年03月25日 | #ゲーム #アプデ | GamesRadar+

『Arc Raiders』初期には「The Cylinder of Pain」なる巨大なプロトタイプArcが存在していた!?開発秘話が明かされる

人気作『Arc Raiders』の開発元であるEmbark Studiosは、ゲーム内の敵「Arc」のデザインについて、初期段階では数多くのプロトタイプが存在していたことを明らかにしました。現在ゲームに登場するArcの数よりもはるかに多くのデザインが試されており、中には「The Cylinder of Pain(苦痛の円筒)」という、非常にユニークなコンセプトのArcも存在したとのことです。

未実装となった斬新なArcデザインの数々

開発チームは、テーマや物理演算、機械学習を試行錯誤する中で、現在のArcとは異なる多種多様なデザインを検討していたようです。例えば、油圧式で世界中を動き回る円形の「ピストンボット」や、現在ゲーム内で見られる「バロン」の残骸とは異なる、女王のような姿をしたモンスターも存在したとのこと。その他にも、アリ、イヌ、てんとう虫のような姿をしたArcも試作されていたと、機械学習研究主任のMartin Singh-Blom氏が語っています。

開発を指揮した「The Cylinder of Pain」の真実

特に目を引いたのが、「The Cylinder of Pain」と呼ばれる初期のArcです。これは、移動式の足場に穀物サイロのような巨大な円筒が乗っているような見た目をしており、現在の「Bastion」のプロトタイプのようなものだったとSingh-Blom氏は振り返っています。大きさはBastionの2倍ほどで、外側には装甲板が設置されており、それを破壊すると内部の緑色に光るワイヤーが見えるという、パズル要素を取り入れたデザインだったとのこと。プレイヤーはワイヤーを辿り、さらに装甲板を破壊して武器システムのエネルギー源を破壊することでArcを倒す、という「プロシージャルパズル」を試すためのものだったとされています。しかし、見た目が「非常に醜く」、プロシージャルな要素も期待したほど楽しくなかったため、最終的にはお蔵入りになったようです。

プレイヤーを悩ませる二足歩行型の課題

また、開発チームが特に苦労しているのが、二足歩行型のArcの実装とのことです。人間型に限らず、2本の足で立つArcは、バランスの問題が非常に大きく、倒れた際にどうやって起き上がらせるか、プレイヤーの攻撃に対してどう反応するかなど、様々な課題があるため、現時点では実装を見送っていると説明されています。