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新作MMORPG『クリムゾンデザート』にAI生成アセットが混入していたことが判明、開発者が語るAI使用の功罪とゲーム業界の未来への示唆

2026年03月25日 | #ゲーム | GamesRadar+

新作MMORPG『クリムゾンデザート』にAI生成アセットが混入していたことが判明、開発者が語るAI使用の功罪とゲーム業界の未来への示唆

現在発売中の新作MMORPG『クリムゾンデザート』が、一部のアートアセットにAI生成物を使用していたことが判明し、開発コミュニティやプレイヤーの間で議論を呼んでいます。開発元であるPearl Abyssは、これらが誤ってゲーム内に残されていたものだと説明しており、現在はすべてのゲーム内アセットについて包括的な監査を実施しているとのことです。

AI生成アセットの使用が議論の的に

『クリムゾンデザート』は、発売から5日間で300万本を売り上げるヒット作となり、Steamレビューも当初の「賛否両論」から「非常に好評」に回復するなど、概ね成功を収めていると言えます。しかし、一部のコンセプトアートにAI生成のものが含まれていることが発覚し、この点が多くのプレイヤーから失望の声が上がっています。これに対し、開発チームは「誤って残ってしまった」と釈明していますが、『Mewgenics』の共同制作者であるタイラー・グライエル氏など、複数の著名なゲーム開発者から疑問の声が上がっています。

開発者の間でも意見が分かれるAIの活用

タイラー・グライエル氏は、コンセプトアートこそAIを使用するのに「最悪な場所」だと指摘し、「そこは最も創造的であるべき場所」だと述べています。また、AIの活用が「最低限の芸術的才能しか持たないマネージャー」にもアセット制作を可能にするという意見に対しては、「最低限の芸術的才能しか持たないマネージャーがアートを統括するのは勘弁してほしい」と語っています。一方で、『Iron Lung』や『Dusk』の制作者であるデイビッド・シマンスキー氏は、AIの「不可避」な未来を認めつつも、「愚かなことに加担することは拒否できる」と述べ、安易なAIの使用に警鐘を鳴らしています。