『Arc Raiders』開発者が驚いた『The Last of Us』プレイヤーのPvP評価! PvE脱出シューターは多様な遊び方を提供か
2026年03月29日 | #ゲーム #アプデ | GamesRadar+
Embark Studiosが開発中のPvE脱出シューター『Arc Raiders』のプロダクションディレクター、カイオ・ブラガ氏がGDCで行ったプレゼンテーションで、興味深いデータが公開されました。初期ビルドをプレイした様々なジャンルのゲームファンが、本作のPvP(プレイヤー対プレイヤー)要素をどう評価したかについて、開発チームが受けたフィードバックが明らかにされています。このデータからは、PvPに慣れ親しんだプレイヤー層と、Co-opやアドベンチャーゲームを好むプレイヤー層で、PvPへの満足度が大きく異なることが浮き彫りになりました。
『The Last of Us』ファンの意外な反応
ブラガ氏が特に注目したのは、Co-op・アドベンチャー系のゲームファンからのフィードバックです。『HELLDIVERS 2』や『Destiny』、『ELDEN RING』、『The Division』といったゲームのファンが属するこのグループは、全体的にPvPへの満足度が低い傾向にありました。しかし、その中で『The Last of Us』のファンが、このグループ内で最も高いPvP満足度を示したとのこと。ブラガ氏自身も「個人的にはチャートの反対側にサプライズがあった」と語っており、『The Last of Us』のようなストーリー重視のプレイヤーがPvPそのものを嫌っているわけではなく、「常にPvPがあることを望んでいない」という点が重要だったようです。彼らは特定の頻度でPvPを楽しみたいと考えており、開発チームにとって「より興味深い」層だったといいます。
全てのプレイヤーに「楽しい」を届ける
このデータは、『Arc Raiders』がPvP要素を内部で追加したにもかかわらず、PvPだけに特化する必要がないことを示す大きな後押しとなりました。ブラガ氏は、『Arc Raiders』を単なる「脱出シューター」ではなく、「脱出アドベンチャーゲーム」と呼ぶ理由もそこにあると説明しています。確かにシューティング要素はありますが、開発チームは「全てのオーディエンスに楽しさを提供したい」という強い思いを持っているようです。GDCの講演でブラガ氏は、「異なる層のプレイヤーが、PvPを全く異なる形で楽しんでいることに気づき始めた」と述べており、PvPファンとアドベンチャー・Co-opファンの両方を満足させることは不可能だと感じたとのこと。これが、現在のマッチメイキングシステムがPvPへの関与度を考慮して分けられている理由の一つとなっています。