← 最新記事一覧

『フォートナイト』運営のEpic Games、約1,000人の大規模リストラを断行—メタバース構想の難航が背景に

2026年03月30日 | #ゲーム | Polygon

『フォートナイト』運営のEpic Games、約1,000人の大規模リストラを断行—メタバース構想の難航が背景に

世界中で絶大な人気を誇るバトルロイヤルゲーム『フォートナイト』を運営するEpic Gamesが、先日約1,000人もの従業員を解雇したことが明らかになりました。年間推定で約1.7兆円もの収益があるにもかかわらず、なぜこのような大規模なリストラが行われたのか、ゲーム業界全体に衝撃が走っています。この背景には、近年Epic Gamesが推進してきた「メタバース」構想の失敗が大きく影響していると見られています。

メタバース構想の難航とコンテンツの終了

Epic Gamesはここ数年、『フォートナイト』を単なるゲームに留まらず、プレイヤーのアバターが様々なゲームやアトラクションを行き来する仮想のたまり場、つまりメタバースへと変革させようと莫大な投資をしてきました。しかし、そのメタバースドリームはまだ完全に実現しておらず、特に期待されていたゲーム内でのディズニーユニバースの実現は開発中とのこと。さらに、今回のレイオフと合わせて、音楽モードである「Fortnite Festival」の一部のモードや、アーケードレーサー「Rocket Racing」、そして『カウンターストライク』に似た「Ballistic」といったコンテンツが終了しています。高額な制作費を投じたとされる「Lego Fortnite」も、残念ながら期待通りの成果は得られていないようです。

ユーザー作成コンテンツの功罪

ユーザーが作成する「クリエイティブマップ」の推進は、ある程度の成功を収め、通称「Brainrot(ブレインロット)」と呼ばれる中毒性の高いコンテンツを生み出しました。しかし、これがRobloxのように『フォートナイト』を完全に変革させるには至っていません。むしろ、一部では「Brainrot」が『フォートナイト』本来の魅力を食い尽くしているのではないかという懸念の声も上がっています。V-Bucksの価格引き上げなど、プレイヤーにとって不評な動きも目立つ中、これらのメタバースへの大規模な賭けが、現時点では採算に見合っていないというのが実情のようです。

項目 内容
解雇人数 約1,000人
年間収益(推定) 約1.7兆円