GOG、生成AI利用でユーザーから賛否両論 - ゲーム保存活動への活用も示唆
2026年02月06日 | #ゲーム #イベント | Eurogamer
PCゲーム販売プラットフォームであるGOGが、マーケティング用アートワークに生成AIを利用したことで、ユーザーから厳しい目が向けられています。この件について、GOGは生成AIの将来的な利用について明確な態度を示しておらず、その姿勢がさらなる議論を呼んでいます。
生成AI利用の賛否と今後の展望
GOGは、2026年に開催されるセールを告知するバナーに生成AIで制作されたアートワークを使用したことを、フォーラムでのユーザーからの指摘により認めました。この事実に多くのユーザーが反発しましたが、GOGのマネージングディレクターであるMaciej Gółæbiewski氏は、生成AIの利用について「どちらの方向にも絶対的な声明を出す予定はない」と述べています。AIツールはテスト・試用している技術の一つであり、特定の文脈では会社のミッション達成に役立つとしつつも、今後は「人間による判断をスキップすることなく、ツールの使用方法や場所を変えていく」と説明しました。しかし、この回答はユーザーの懸念を払拭するには至らなかったようです。
ゲーム保存活動におけるAIの可能性
GOGは、クラシックゲームの復元と保存というミッションを掲げており、その活動の一環として、AI技術の活用にも前向きな姿勢を示しています。Gółæbiewski氏は過去のインタビューで、「AIは、ゲームコードやドキュメントを分析し、より良く動作させるための手がかりを見つけ出すのに役立つ」と語っていました。現時点では生成AIを直接的に活用した形でのゲーム保存活動は行っていませんが、「ミッションを前進させるために利用できるのであれば、今後AIを活用する可能性は十分にある」と述べています。これは、GOGがゲーム保存という重要課題に対して、革新的な技術を積極的に模索していく姿勢の表れと言えるでしょう。