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ジョン・ロメロ氏とブレンダ・ロメロ氏が語るゲーム業界の現状──「1983年の市場崩壊よりさらに壊滅的」と警鐘を鳴らす

2026年03月30日 | #ゲーム | VGC

ジョン・ロメロ氏とブレンダ・ロメロ氏が語るゲーム業界の現状──「1983年の市場崩壊よりさらに壊滅的」と警鐘を鳴らす

ゲーム業界のベテランであるジョン・ロメロ氏とブレンダ・ロメロ氏夫妻が、現在のゲーム業界の状況について、1983年の北米ゲーム市場崩壊時よりも「さらに壊滅的」だと語り、大きな波紋を呼んでいます。特に、成功したタイトルであってもレイオフが発生する現状に懸念を示しており、業界全体が厳しい局面に直面していることを示唆しています。

成功タイトルも安泰ではない厳しい現実

ジョン・ロメロ氏は、大ヒットした『バトルフィールド6』でさえ、制作に携わったスタジオの一部でリリース後にレイオフが発生したことを指摘し、現在の業界の不透明さを強調しています。これは、かつてのように成功すれば安泰という図式が崩れ去りつつある現状を浮き彫りにしています。ブレンダ・ロメロ氏も、業界が非常に困難な時期にあり、影響を受けていない人がほとんどいないと述べています。

Romero Gamesを襲った波乱と生成AIへの懸念

夫妻が率いるRomero Gamesも、昨年、最新プロジェクトの資金提供が打ち切られ、ゲームがキャンセルされるという危機に直面しました。一時は閉鎖の噂も流れましたが、交渉の末、スタジオとゲームは存続できたものの、チーム規模は110人からわずか9人にまで縮小されました。ブレンダ氏は、もう一度同じような事態が起こればスタジオの存続は難しいかもしれないと語っています。また、業界内で生成AIの利用を推進する動きがある一方で、開発チームやゲーマーからの強い反発もあることにも言及し、Romero Gamesでは生成AIを使用しない方針を明確にしています。業界が今後どのように転換していくのか、現時点では予測が難しい状況とのことです。