『inZOI』早期アクセス開始から1年を振り返る開発責任者「『The Sims』が30年間トップであり続ける理由が分かった」とライフシム開発の難しさを語る
2026年03月30日 | #ゲーム #アプデ #発売 | IGN
PUBGの開発元として知られるKRAFTONが手掛けるライフシムゲーム『inZOI』が、早期アクセス開始から1年を迎えました。スタジオのソウルオフィスで開催された質疑応答セッションでは、この1年間の苦労と成功について、多くの情報が語られています。特に、inZOIスタジオのヘッドを務めるHyungjun "Kjun" Kim氏にとって、この1年は多くの気づきがあったようです。
ライフシムゲーム開発の難しさ
Kim氏は、ライフシムゲーム開発の難しさを痛感したと述べています。「ライフシムゲームは習得が難しい」と語り、「時間を巻き戻してもう一度作るか問われたら、ためらうだろう」とまで語るほどです。『inZOI』はSteamで8万7377人の同時接続プレイヤー数を記録し、発売からわずか40分でSteamグローバル売上ランキングの1位を獲得。1週間で100万本を販売し、KRAFTON史上最速の売上記録を達成しましたが、その後、同時接続プレイヤー数は減少傾向にあります。Kim氏は、『The Sims』が30年間トップであり続けている理由を理解したとし、「オープンワールドのライフシムゲームを作るのは非常に難しい」とコメントしています。
早期アクセスとその先
Kim氏は、ゲームが「完全なゲームとして実行されるには多くの欠点があった」ため、早期アクセスを利用せざるを得なかったと正直に明かしています。ユーザーがテストを代行してくれていることに対し、常に申し訳なく感じているとのことです。また、Kim氏は販売目標を追いかける必要性についても疑問を呈しており、ファンが求めるゲームを作ることに集中したいという想いも語られました。KRAFTON傘下でPUBGが莫大な収益を上げていることもあり、必ずしも高額な売上目標を追求する必要はないのではないか、と問いかけています。
息子とのゲーム体験
Kim氏は、自身の息子が『The Sims』をプレイし始めたことにも触れ、息子が将来ゲーム開発者になりたいと語っていることを明かしました。息子は現在、あらゆるゲームのモッドを作成しており、『inZOI』にも将来的にモッドを導入したいと考えているそうです。Kim氏自身も若い頃に『The Sims』に助けられた経験があり、ゲームが未来の可能性を秘めていることを示唆しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| PC版販売本数(初年度) | 120万本以上 |