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米連邦取引委員会(FTC)が決済プロセッサーに「政治的・宗教的見解を理由としたサービス拒否の禁止」を警告! ビデオゲーム業界の決済問題解決に一筋の光明か

2026年03月31日 | #ゲーム #ニュース #アプデ | Eurogamer

米連邦取引委員会(FTC)が決済プロセッサーに「政治的・宗教的見解を理由としたサービス拒否の禁止」を警告! ビデオゲーム業界の決済問題解決に一筋の光明か

ビデオゲーム業界を揺るがしている決済プロセッサー問題に、一筋の光明が差し込んでいるかもしれません。世界中のクリエイターの生活を脅かしてきたこの問題に対し、米連邦取引委員会(FTC)が強力な警告を発したことが、状況を改善する可能性を秘めていると報じられています。今回の動きは、これまで解決策として注目されてきた追跡不可能な仮想通貨やEUの法規制とは異なる、予期せぬ方面からのアプローチとして注目を集めています。

FTCが決済プロセッサーに警告を発する

FTCは、消費者保護や独占禁止法を取り締まる独立機関です。今週、Mastercard、Visa、Stripe、PayPalといった主要な決済プロセッサーに対し、「政治的または宗教的見解」を理由にサービスを拒否してはならないと警告しました。FTCのアンドリュー・N・ファーガソン委員長は書簡で、法を遵守する個人が金融システムに自由にアクセスし、商取引や公共生活に完全に参画できることが不可欠だと強調しています。特に、トランプ大統領が2025年8月7日に発令した「デバンキングに関する大統領令」に言及し、政治的所属、宗教的信条、または合法的な事業活動を理由に法を遵守する市民の口座開設を拒否することは容認できないと明言しています。

ゲーム業界への影響と今後の展望

このFTCによる圧力が、これまで決済プロセッサーから目をつけられてきたビデオゲーム業界に大きな恩恵をもたらす可能性があります。実際、インディーゲームプラットフォームのItch.ioは、Stripeが「銀行パートナーからの制限により、性的に露骨なコンテンツをサポートできない」と述べた後、成人向けゲームの表示を停止した経緯があります。また、ValveもMastercardから変更を求められたと主張し、Steamで表示されるゲームの種類を変更せざるを得ませんでした(Mastercardはこの事実を否定しています)。これらの出来事は、特にクィアのゲーム開発者から大きな反発を招き、彼らが制作した作品が中傷され、収入が脅かされる事態につながりました。今回のFTCの警告が、決済プロセッサーがストアや開発者に課す制限を緩和するきっかけとなるか、今後の動向が注目されます。

項目 内容
警告機関 米連邦取引委員会(FTC)
対象企業 Mastercard, Visa, Stripe, PayPalなど
警告内容 政治的または宗教的見解を理由としたサービス拒否の禁止