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『Legacy of Kain』シリーズの最新作『Legacy of Kain: Ascendance』が遂に発売! 懐かしのキャストは健在だが、期待と落胆が入り混じる仕上がりに

2026年04月01日 | #ゲーム #発売 | DualShockers

『Legacy of Kain』シリーズの最新作『Legacy of Kain: Ascendance』が遂に発売! 懐かしのキャストは健在だが、期待と落胆が入り混じる仕上がりに

Square Enixから、名作アクションアドベンチャー『Legacy of Kain』シリーズの最新作『Legacy of Kain: Ascendance』が、2026年3月31日にPC、PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X|S、Nintendo Switch向けに発売されました。本作は2003年の『Defiance』以来となる完全新作で、過去作のリマスター版リリースに続くシリーズの新たな展開として注目を集めています。しかしながら、本作はファンが長年待ち望んだ続編とは異なる、前日譚となるサイドスクロールアクションゲームとして登場しました。

期待と落胆が交錯するゲームプレイ

本作は複数のプレイアブルキャラクターが登場するサイドスクロールアクションゲームで、シリーズでおなじみの主人公カインとラジエルに加え、コミックシリーズからエラレスが参戦しています。ヴァンパイアたちのスピーディーな戦闘はカインシリーズらしい要素と言えるでしょう。しかし、シリーズがこれまで培ってきたフル3Dでの体験とは大きく異なるため、ファンは少なからず戸惑いを覚えるかもしれません。特に、操作性やアニメーションの面では粗さが目立ちます。移動やジャンプはぎこちなく、アニメーションのバリエーションも少ないため、安っぽさを感じさせます。戦闘も単調な攻撃が中心で、NES時代のゲームを彷彿とさせる部分もあり、シリーズの代名詞であった奥深い戦闘体験とはかけ離れているのが現状です。

ストーリーとサウンドは期待外れ?

『Legacy of Kain』シリーズの大きな魅力は、その重厚な物語とシェイクスピア劇のようなセリフ回しにありました。しかし、『Ascendance』のストーリーと脚本は、シリーズへの愛が感じられるものの、過去作の持つ独特の魅力を捉えきれていません。キャラクターのポートレートやぎこちないアニメーションも、2026年のゲームとしては時代遅れに感じられます。サウンド面も同様で、素晴らしい声優陣による演技がある一方で、音楽は単調なループが多く、ゲームの雰囲気とは合っていない印象です。過去作のファンにとっては、こうした要素は大きな不満点となるでしょう。

懐かしのボイスキャストは健在

失望点が多い一方で、シリーズのアイコンであるラジエル役のマイケル・ベルとカイン役のサイモン・テンプルマンが再集結している点は、ファンにとって朗報と言えます。彼らの声からは年月の経過が感じられるものの、そのプロフェッショナルな演技は健在で、ゲーム全体を支える数少ない要素となっています。彼らの演技は、他のキャストの演技を凌駕するほどで、往年のファンにとっては一聴の価値があるでしょう。

シリーズの根幹をなす要素は光る

『Ascendance』は多くの点で期待を裏切る結果となっていますが、シリーズの深い伝承や神話に深く根ざした瞬間は、ファンにとって強く心に響くでしょう。最新のテクノロジーで描かれるシリーズの歴史は、本作の真の強みであり、シリーズの魅力を再認識させてくれます。しかし、パリーを決めた際の爽快感やサウンドデザインを除けば、戦闘やプラットフォーム要素は全体的に物足りなく、イライラさせられる場面も少なくありません。特に、体力を回復するために地面に落ちている「チキン」を探すというシステムは、現代のゲームとしては奇妙に感じられます。

項目 内容
発売日 2026年3月31日
プラットフォーム PC, PlayStation 5, PlayStation 4, Xbox Series X, Xbox Series S, Nintendo Switch
ジャンル アクション、アドベンチャー、プラットフォーム