Studio Ellipsisの新作ホラーエクストラクションゲーム『Nightholme』の開発秘話と挑戦:ベテラン開発者が語る「プレイヤーの物語」を重視するゲームデザインと早期アクセスのこだわり
2026年04月01日 | #ゲーム #発売 | Polygon
Studio Ellipsisが開発中の新作ゲーム『Nightholme』について、スタジオヘッドのAlexandre Amancio氏が開発秘話やゲームのビジョンを語りました。本作はホラー要素を強く押し出したエクストラクションゲームで、MOBAにインスパイアされたマッチごとの成長システムやステルス重視のゲームプレイが特徴です。Amancio氏は、Ubisoftで『Far Cry 2』や『Assassin's Creed Revelations』などの制作に携わった経験を持つベテラン開発者で、大規模スタジオでの経験を経て、小規模ながらも情熱を持ったチームでのゲーム開発を目指しています。
プレイヤーの「個人的な物語」を重視するゲームデザイン
『Nightholme』は、他のエクストラクションゲームとは一線を画すユニークな体験を提供することを目指しています。特に、プレイヤーが自分だけの「個人的な物語」を体験できるようなゲームデザインに注力しているとのこと。例えば、「呪われた本」を探すクエストでは、マップの構成、敵の数、アイテムの配置などが毎回プロシージャルに生成され、10回プレイすれば10通りの異なる体験ができるように設計されています。これにより、プレイヤーは予測不可能な状況に直面し、そこから生まれる偶発的な出来事が忘れられない思い出となることを期待しています。Amancio氏は、「私たちが語る物語をプレイヤーに押し付けるよりも、プレイヤー自身が物語を作る可能性を高めることに焦点を当てたい」と語っています。
『Arc Raiders』の成功が開発の仮説を裏付け
Amancio氏は、同ジャンルの先行作品にも注目しており、『Arc Raiders』の成功が『Nightholme』の開発におけるいくつかの仮説を「検証」してくれたと語っています。特に、プレイヤーがゲーム内で社会的交流をどのように行うか、つまり助け合うのか、それとも裏切るのかといった部分について、『Arc Raiders』の事例が、開発チームが当初抱いていた「リスキー」と感じていたアイデアに自信を与えたとのことです。ただし、他作品をコピーするのではなく、あくまで自分たちの明確なビジョンを持って開発を進めており、他作品の動向は、自分たちの仮説を再検証し、微調整するための参考として捉えているとしています。
広大な世界観と早期アクセスへのこだわり
『Nightholme』の世界は、160ページを超える「伝承バイブル」が存在するほど、深く作り込まれた設定が用意されています。Amancio氏はこの伝承を「始まりに過ぎない」と表現しており、プレイヤーがゲーム内で発見する書物や記録などが、ゲーム外の物語や要素と繋がることで、さらに壮大な世界観を体験できるように設計されています。 また、本作は早期アクセスでリリースされる予定ですが、その際、ゲームは「完成品だと感じられるレベルの完成度」を保っていることが重要だと強調しています。多くの早期アクセスゲームが、未完成な状態でリリースされ、その後のアップデートが滞ることでプレイヤーの信頼を失っている現状を鑑み、Studio Ellipsisは、ゲームのコア体験は完全に作り込まれた状態でプレイヤーに届け、そこからプレイヤーのフィードバックを取り入れながら、ゲームを成長させていく方針とのことです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ジャンル | ホラーエクストラクションゲーム |
| 開発 | Studio Ellipsis |