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次世代機『Nintendo Switch 2』のハードウェア価格は将来的に値上げ避けられず? 元任天堂社員が世界情勢から分析する見解を語る

2026年04月02日 | #ゲーム #発売 #ハード・周辺機器 | VGC

次世代機『Nintendo Switch 2』のハードウェア価格は将来的に値上げ避けられず? 元任天堂社員が世界情勢から分析する見解を語る

元任天堂のセールスリードを務めていた人物が、次世代機『Nintendo Switch 2』のハードウェア価格について、将来的には値上げせざるを得ない状況になるだろうとの見解を示しています。昨今の世界情勢や経済状況を鑑みると、価格上昇は避けられないというのです。

ハードウェア価格上昇の背景

この元任天堂の社員「ショーン」氏によると、ソニーの『PlayStation 5』価格改定の事例を引き合いに出しつつ、任天堂も追随する可能性は高いと述べています。任天堂は可能な限り値上げを避けようと努力するでしょうが、最終的には「避けられない」としています。インフレ、関税、AI需要によるチップのメモリー価格高騰、原油価格の高騰など、さまざまな世界情勢がハードウェア価格に圧力をかけているとのこと。特に、半導体製造に不可欠なヘリウムは原油の副産物であり、原油価格の上昇は半導体製造コストに直結するため、ハードウェアやカートリッジの価格上昇を引き起こす要因となります。

任天堂が取りうる戦略

ショーン氏は、任天堂がハードウェアの利益率低下を補うために、amiiboやTシャツ、ランチボックス、レゴなどの周辺商品からの収益を増やすことで、一時的に価格上昇を遅らせる可能性もあると分析しています。また、最近の米国でのデジタル版ゲームの価格をパッケージ版より安く設定する動きも、ハードウェア価格の値上げに対するユーザーの反発を和らげる狙いがあるのでは、と推測しています。「ハードウェアには少し多くお金を払うことになるが、デジタル版ゲームを買えばそこで節約できる」という提案は、ユーザーにとって受け入れやすい一つの方法になるかもしれません。

任天堂の古川俊太郎社長は2月に、RAMの安定供給を確保するためサプライヤーと協議していることを明かしており、少なくとも現時点ではメモリーコスト上昇を理由とした『Nintendo Switch 2』の値上げ予定はないと発表しています。ただし、将来的に値上げを決定する場合には、収益性だけでなく、プラットフォームの普及、販売動向、市場状況など、複数の要因を総合的に考慮するとも付け加えています。