『スーパーマリオブラザーズ』で40年越しの新グリッチ「Arbitrary Code Execution(ACE)」が発見!スピードランナーがゲームコードをリアルタイム操作する常識破りの技を披露
発売から40年以上が経過した『スーパーマリオブラザーズ』で、またしてもゲームの常識を覆すような新グリッチが発見され、スピードランナー界隈に衝撃が走っています。このグリッチは、プレイヤーがリアルタイムでゲームコードを操作できる「Arbitrary Code Execution(ACE)」と呼ばれるもので、これまで不可能とされてきたゲームの限界を打ち破る可能性を秘めていると報じられています。
スピードランナーが新グリッチを発見
今回の発見は、世界トップクラスの『スーパーマリオブラザーズ』スピードランナーであるKosmic氏が公開した動画で詳細に説明されています。始まりは、Xユーザーの@LuigiSidekick氏が『スーパーマリオブラザーズ2(海外版、通称ロストレベルズ)』をNintendo Switch Onlineでプレイ中に偶然発生したゲームクラッシュ。このクラッシュがきっかけとなり、マリオスピードランニングコミュニティが調査を開始。その結果、『ロストレベルズ』でACEが可能であるという事実が判明したとのことです。ACEとは、ゲームをプレイしながらゲームプログラムを書き換えることで、例えば『ポケットモンスター 赤・緑』での「99個バグ」もACEの一種とされています。これはスピードランナーにとってまさに「聖杯」のようなもので、古いゲームの攻略法を根本から変える可能性を秘めているとされています。
『スーパーマリオブラザーズ』でのACE実現と今後の可能性
『ロストレベルズ』でのACEの可能性が確認された後、Kosmic氏がチームを結成し、『スーパーマリオブラザーズ』での再現を目指しました。マイナスワールドや途中で分断されたクッパ、そして厄介なバジリスクなど、試行錯誤を繰り返した結果、ついに『スーパーマリオブラザーズ』でACEが発見されました。このグリッチを使えば、非常に複雑な手順を踏むものの、ゲームのエンディングまで直接ロードすることが可能になったとされています。ただし、現状ではこのグリッチを実行してエンディング画面を出すまでに、通常のスピードランよりも時間がかかってしまうとのこと。また、ピクセル単位での正確な入力が求められるため、ライブランで実行するのは非常に難しいとされています。もし、このグリッチを通常のスピードランよりも速く実行する方法が見つかったとしても、おそらく別のカテゴリーとして記録されるだろうとKosmic氏は予測しています。しかし、今回の発見が新たなブレイクスルーの扉を開く可能性も秘めていると期待されています。
「まあ、『楽しみのため』という側面もありますが、それ以上に、それを可能にし、問題を解決したという達成感が大きいですね」とKosmic氏は語っています。さらに、「例えば、マイナスワールドだけでなく、ハックやチートなしで好きなワールドやレベルにアクセスできるようになります。このグリッチは、あらゆることを可能にするんです」ともコメントしており、今後も様々な可能性が模索されていくことでしょう。