ローンチの苦難を乗り越え再評価の声が上がる『Outriders』の革新性とは?当時の体験とシステムの魅力に迫る!
2021年4月1日にスクウェア・エニックスから発売された『Outriders』は、ローンチ当初はサーバー問題やバランス調整の課題に直面しつつも、リリースから1ヶ月で300万人以上がプレイした意欲作です。特にXbox Game Passでのデイワンリリースが注目を集め、「会社の次なる主要フランチャイズになる」とまで言われていました。しかし、2022年の拡張パック「Worldslayer」は新規プレイヤーの獲得や復帰に繋がらず、開発元People Can Flyはその後人員削減やプロジェクト停止を余儀なくされています。それでもなお、このゲームのサーバーは現在も稼働しており、当時の革新的なシステムは今日の人気マルチプレイヤーシューターに大きな影響を与えていると再評価の声が上がっています。
革新的なクラスシステムとワールドティア
本作の最大の魅力は、個性豊かな4つのクラス「トリックスター」「テクノマンサー」「デバステーター」「パイロマンサー」です。トリックスターは時間を操作し、テクノマンサーはタレットや地雷で戦場を支配します。デバステーターは圧倒的な耐久力で前線を支え、パイロマンサーは炎を操り敵を一掃します。これらのクラスをフレンドと組み合わせることで、強敵にも対応できる奥深い戦略が生まれます。たとえば、デバステーターが敵の攻撃を引きつけ、トリックスターが敵の懐に飛び込み、パイロマンサーが範囲攻撃で敵を焼き払い、テクノマンサーが罠でとどめを刺すといった連携が可能です。開発元のPeople Can Flyは、『Bulletstorm』や『Gears of War: Judgement』などで培ったシューターとしての高い評価も得ており、その高い射撃品質は本作でも健在です。
さらに、本作は「ワールドティア」というユニークな難易度設定を採用しています。キャラクターのレベルアップに合わせてワールドティアも上昇し、ミッションに出発する際にこれまで解放したティアの中から難易度を選択できます。ティアが高くなるほど敵は手強くなりますが、その分、より良い戦利品が得られるチャンスも増えます。一般的なイージー・ノーマル・ハードといった3段階の難易度設定とは異なり、15段階もの詳細な調整が可能で、プレイヤーは自身のスキルレベルや装備に合わせて、常に最適な挑戦を選ぶことができました。加えて、特定のレアリティ以上のアイテムを自動で入手する設定など、ルート収集の煩わしさを軽減する機能も充実していました。