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AI企業によるサーバープロバイダー買収で『Stormgate』のマルチプレイヤー機能が停止、オフラインパッチで対応へ

2026年04月03日 | Polygon

AI企業によるサーバープロバイダー買収で『Stormgate』のマルチプレイヤー機能が停止、オフラインパッチで対応へ

元『StarCraft II』の開発陣が手掛けたリアルタイムストラテジーゲーム『Stormgate』が、早期アクセス開始から3年でオンラインサービスを停止することが発表されました。ゲームの成功やプレイヤー数とは関係なく、サーバープロバイダーがAI企業に買収され、リソースを共有しない方針になったことが原因とされています。これにより、多くのファンが期待していたマルチプレイヤー機能が利用できなくなるとのことです。

AI企業による買収がサーバー停止の背景に

『Stormgate』の開発元であるFrost Giant Studiosは、Discordを通じて、ゲームサーバーのオーケストレーションパートナーであるHathoraがAI企業に買収され、4月末でサービスを終了すると発表しました。Hathoraは『Splitgate 2』など他のゲームのサーバーインフラも提供していましたが、それらのサービスも一時停止されており、90日後には完全に停止される予定です。Hathoraを買収したのはFireworks AIという企業で、元MetaのAI部門出身者が立ち上げた会社です。Fireworks AIはAI駆動のコード支援や会話ボットなど、1万社の顧客にサービスを提供しており、AIの普及に伴い計算能力への需要が高まっていることから、Hathoraのネットワークおよびクラウドサービスが買収の対象になったと考えられています。

オフラインでのプレイは可能になる予定

Frost Giant Studiosは、今回の事態を受けて『Stormgate』をオフラインでプレイできるようにパッチを配信するとしています。さらに、将来的なアップデートでフル機能を復元したい意向も示していますが、これは新たなパートナーを見つけることが前提となります。2023年のKickstarterキャンペーンでは数億円を調達するなど、かつては高い期待を集めていた本作ですが、Steamでのレビューは賛否両論でした。開発者がフィードバックを真剣に受け止めている点を評価する声もあった一方で、『StarCraft』に酷似しすぎているとの意見や、期待されたほどのゲームではなかったと感じるプレイヤーもいたようです。今回のサーバー停止は、ゲームのクオリティとは別の次元で、AIの進展がビデオゲーム業界に新たな課題をもたらしている一例と言えるでしょう。

項目 内容
ゲームジャンル リアルタイムストラテジー
開発元 Frost Giant Studios
サーバープロバイダー Hathora(サービス終了)