ノーティードッグ開発中止のオンラインゲーム『The Last of Us Online』は80%完成していた! 次期シングルプレイ大作を優先し7年間の開発に終止符
2026年04月03日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
ノーティードッグが開発中止を発表した『The Last of Us Online』について、ゲームディレクターのヴィニット・アガルワル氏がその詳細を明かしました。この多人数参加型オンラインゲームは、開発期間7年を経て80%完成していたものの、ノーティードッグの次なるシングルプレイ大作『Intergalactic: The Heretic Prophet』の開発を優先するために中止されたとのことです。新型コロナウイルス感染症による外出自粛期間中のオンラインゲームブームが過ぎ去った後、PlayStationおよび多くのパブリッシャーがオンラインゲームへの投資を見直したことが背景にあるとされています。
開発中止の決断
アガルワル氏によると、開発チームは『The Last of Us Online』を「本当に大きなゲームになる」と信じて開発を進めていたそうです。しかし、最終的にはスタジオの基盤となるニール・ドラックマン氏が指揮を執る次期タイトル『Intergalactic: The Heretic Prophet』と、この実験的なオンラインゲームのどちらかを選ぶ必要に迫られたとのこと。ノーティードッグの主力であるストーリー主導型ゲームの開発を優先する、という自然な流れで開発中止が決定されたと語っています。アガルワル氏にとって、この突然で「魂を打ち砕くような」中止は「壊滅的な瞬間」であり、発表のわずか24時間前に知らされたそうです。
開発状況と背景
『The Last of Us Online』は、『The Last of Us Part 2』の発売直前にプリプロダクションが開始されたと発表されていましたが、実際には約7年間も開発が進行しており、中止時点では80%近く完成していたとのことです。『The Last of Us』シリーズは元々シングルプレイが中心ですが、初代の「Factions」モードは評価が高く、オンラインゲームとしての可能性も秘めていました。しかし、AAAタイトルのライブサービス型ゲームには莫大な資金と人員が必要であり、ノーティードッグが豪華なストーリー主導型ゲームと並行して大規模なオンライン体験を維持することは難しいと判断されたようです。かつてのPlayStation幹部も、Bungieからオンラインゲーム運営の労力を聞いた後、ノーティードッグがこのプロジェクトを中止せざるを得なかったと述べています。