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『The Last of Us』独立型マルチプレイヤープロジェクトが開発中止に、パンデミック後の業界変化が原因と元ディレクターが明かす衝撃の舞台裏

2026年04月03日 | #ゲーム | DualShockers

『The Last of Us』独立型マルチプレイヤープロジェクトが開発中止に、パンデミック後の業界変化が原因と元ディレクターが明かす衝撃の舞台裏

人気シリーズ『The Last of Us』のマルチプレイヤープロジェクトが、開発中止の憂き目に遭っていたことが明らかになりました。このプロジェクトは、『The Last of Us Part II』の独立型マルチプレイヤーとして約7年もの間開発が進められていましたが、2023年12月15日に予定されていたお披露目のわずか24時間前に中止が決定されたとのことです。元Naughty DogのゲームディレクターであるVinit Agarwal氏が、ポッドキャストでその詳細を語り、ファンにとっては待望の情報の裏側が明らかになりました。

開発中止の背景にパンデミックの影響

Agarwal氏によると、このマルチプレイヤープロジェクトの中止は、ゲーム業界の大きな潮流の変化が原因とされています。新型コロナウイルス感染症のパンデミック期間中、多くの人々が自宅で過ごす時間が増えたことで、オンラインゲームの需要が爆発的に増加しました。これを受け、ソニーもオンラインゲームへの大規模な投資を決定し、『The Last of Us』のマルチプレイヤープロジェクトもその恩恵を受け、規模と予算を拡大。プロジェクトは約80%完成しており、順調に進捗していたとのことです。しかし、パンデミックが収束し人々が日常に戻ると、オンラインゲームのエンゲージメントは急激に低下。この状況を受け、ソニーは戦略の転換を余儀なくされ、結果として本プロジェクトの中止が決定されました。Agarwal氏は、「このゲームを作るか、会社の社長であるNeil Druckmann氏が監督する次のゲームを作るか、という選択を迫られた」と述べており、会社の将来を見据えた苦渋の決断であったことがうかがえます。

突然のキャンセルと開発者の苦悩

プロジェクトの中止は、開発者にとっても非常に衝撃的な出来事でした。Agarwal氏自身も、一般への発表のわずか24時間前にその事実を知らされたと語っており、「非常に打ちのめされた」と当時の心境を明かしています。メッセージのコントロールを目的とした突然の決定であったものの、長年にわたり心血を注いできたプロジェクトが日の目を見ずに終わることは、開発者にとって耐えがたい経験だったことでしょう。この一件は、ゲーム業界がいかに予測不能であり、開発者が常に厳しい現実に直面しているかを浮き彫りにしています。

項目 内容
開発期間 約7年
中止決定日(予定公開日の約24時間前) 2023年12月14日
開発元 Naughty Dog