『Dead by Daylight』の続編は「絶対に作らない」と開発元が明言!現行版の長期サポートと継続的な進化を約束
人気非対称対戦サバイバルホラーゲーム『Dead by Daylight(デッド・バイ・デイライト)』の開発元であるBehaviour Interactiveが、続編となる『Dead by Daylight 2』を制作する予定はないと明言しました。本作は今後も長期にわたってサポートを続け、さまざまなアップデートやクロスオーバーを実施していくとのことです。
続編は制作せず、現行版のサポートを継続
開発チームは、GDC(Game Developers Conference)でIGNのインタビューに応じ、成功したライブサービスゲームの続編を制作することの難しさについて語っています。パートナーシップ責任者のMathieu Cote氏とクリエイティブディレクターのDave Richard氏は、開発のさまざまな段階で続編やリメイクについて検討したものの、「ファンにとって意味がない」という結論に至ったとしています。例えば、現行版の抱える問題を解決するよりも、まっさらな状態から続編を作る方がはるかに簡単だと感じた時期もあったそうです。しかし、ファンが『Dead by Daylight』に費やした時間と費用、そして「遊びたいゲームはこれだ」という思いを考慮すると、続編は「決してファンにとって意味がない」と強調しました。そのため、彼らは今後も現行版に尽力し、ファンが引き続き楽しめるよう、投資に見合う価値を提供し続けるとしています。
過去の事例や技術的な課題
『Rainbow Six Siege』や『Overwatch』といった他のライブサービスゲームが、続編で成功したオリジナル版からのプレイヤー移行に苦戦している事例にも触れられました。Cote氏は『PAYDAY 2』と『PAYDAY 3』を例に挙げ、両方のゲームが現在もサポートされている状況を紹介しつつも、『Dead by Daylight』に関しては2つのタイトルを同時に運用するつもりはないとしています。また、Cote氏は「ゲームを次の10年に向けて、無理やりにでも進化させることは十分に可能だ」と述べ、「『Dead by Daylight 2』は作らない。ファンが『Dead by Daylight 2』を購入し、最初からやり直す必要はない」と断言しました。その上で、ゲームが10年目を迎えることを認識しており、今日、明日、来年とゲームを始める新規プレイヤーが「現在のゲーム」をプレイしていると感じられるよう、時代に即した進化を続けていく意向を示しています。さらに、新しい技術への移行についても言及があり、Xboxの「Project Helix」のような取り組みについて触れつつ、最も大きな問題は「どのプレイヤーを取り残してしまうのか」という点だと語っています。グラフィックの改善など、ゲームを進化させる際には常に「誰を置き去りにするのか」という問いがつきまとうとのこと。特に高価な新型マシンが手に入りにくい地域もある現状を鑑みると、技術的な進化は魅力的であると同時に、大きな課題でもあると述べています。