『Esoteric Ebb』は対話と選択が中心のCRPG!TRPG『D&D』のホームブリューキャンペーンのような奥深い体験をビデオゲームで再現する新たな挑戦に注目!
TRPGの王道『D&D』をビデオゲームで再現しようとする試みは1975年から続いていますが、中でも『Esoteric Ebb』は、テーブルトークRPGの体験をこれまでにないほど忠実に再現しているとして注目を集めています。本作は、対話と選択が中心のCRPGで、戦闘システムも会話やスキルチェックを通して展開されるなど、既存のRPGとは一線を画す体験を提供してくれるようです。
選択が世界を変える!斬新な能力値システム
本作には、ストレングス、デクスタリティ、コンスティテューション、インテリジェンス、ウィズダム、カリスマといった『D&D』でおなじみの能力値が登場します。しかし、『Esoteric Ebb』ではこれらの能力値が単なるスキルチェックのボーナスにとどまらず、都市ノヴィークにおける異なる政治勢力を表しているとのこと。プレイヤーはゲーム世界とのインタラクションを通じて特定の能力値を優先することで、自身の政治的見解を明確にしたり、場合によっては日和見主義的な「非政治的」なスタンスを取ることもできます。このシステムは、長年『D&D』をプレイしてきたベテランプレイヤーにとっても新鮮なアプローチとして評価されており、キャラクタービルドだけでなく、物語への没入感を深める要素として機能しています。
プレイヤーの行動が結果を左右する奥深い世界観
『Esoteric Ebb』の大きな魅力の一つが、開発者のクリストファー・ボーデガード氏が自身の『D&D』キャンペーンを基に作り上げた、深く広範なゲームの伝承です。この「ホームブリュー」な世界観は、プレイヤーの行動が物語に大きな影響を与えるという、まさにテーブルトークRPGの醍醐味を再現しています。ゲームの舞台となるノヴィーク市は、その広大な世界の一部に過ぎませんが、プレイヤーの選択によっては世界の様相が変化するとのこと。また、マップは伝統的な形式ではなく、プレイヤーが歩いた軌跡を聖職者がスケッチするような手書き風のものが採用されており、地下のダンジョンではマップすらなく、プレイヤー自身の記憶を頼りに進む必要があります。時には道に迷うこともありますが、それもまた「キャンペーンを台無しにする」ような行動が予期せぬ展開を招く『D&D』らしさとして、ゲームの非線形性を高める要素となっています。
呪文やアビリティが語るキャラクターの内面
本作の呪文やアビリティは、単に敵を倒すための道具ではありません。例えば「チャーム・パーソン」という呪文は非常に有用ですが、その倫理的な意味合いを深く問われます。能力値と同じく、これらの要素もプレイヤーがキャラクターをどのように捉え、成長させていくかという内面的な側面に焦点を当てており、TRPGにおけるロールプレイングの楽しさをビデオゲームで表現しようとする開発者の強い意図が感じられます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ジャンル | CRPG(クラシックロールプレイングゲーム) |
| 開発者 | Christoffer Bodegård |
| 販売元 | Raw Fury |