『ダブルドラゴン』や『くにおくん』シリーズの生みの親であるゲーム業界の巨匠、岸本良久さんが64歳で逝去。数々の名作を世に送り出した功績を振り返る
長年にわたり世界中のゲームファンに愛されてきた『ダブルドラゴン』シリーズと『くにおくん』シリーズの生みの親である岸本良久さんが、64歳で逝去されました。この訃報は、ご子息のリュウボウ・キシモトさんによって複数のソーシャルメディアで確認されています。
岸本良久さんの功績
岸本さんは、ゲーム業界におけるまさに”レジェンド”ともいえる人物です。キャリアの初期にはデータ・イーストでレーザーディスクゲームに携わり、その後テクノスジャパンに移籍しました。そこで数々のベルトスクロールアクションゲームを手がけ、『ダブルドラゴン』と日本では『くにおくん』シリーズとして知られる『River City』(海外タイトル)で、その名を広く知られることになります。彼の初期の作品は、学生時代の失恋経験やブルース・リーの武術映画『燃えよドラゴン』などに着想を得ていたとのことです。1986年には、後に『River City』シリーズの第一作となる『熱血硬派くにおくん』(海外タイトル:Renegade)を生み出しました。テクノスジャパンのチームとともに、彼はアーケード版や、ファミコン、スーパーファミコン、プレイステーションといった家庭用ゲーム機向けの数多くの続編を開発しています。
独立後の活動と近年の作品
岸本さんは、同じフランチャイズばかりを手がけることに飽き足らず、またスタジオがゲーム開発に費やす予算が減少していることへの不満から、テクノスを離れる決断をしています。その後は「Plophet」という名義で独立し、自身のオリジナル作品を制作する傍ら、他のゲームのコンサルティングにも携わっていました。直近のディレクター作品としては、アークシステムワークスがテクノスのライセンスを取得した後、2017年に発売された『ダブルドラゴンIV』があります。これ以外にも、近年の『River City』シリーズの作品でもコラボレーションやコンサルティングを行っていたとのことです。ご子息のリュウボウさんは、父親の葬儀は近日中に家族葬として執り行われると述べています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 逝去年齢 | 64歳 |