パンクバンドのリアルな日常を描く「Dead Pets」レビュー - 夢と現実の狭間で奮闘するGordyの物語
インディーゲーム「Dead Pets: A Punk Rock Slice of Life Sim」のレビューが公開されました。このゲームは、パンクバンド「Dead Pets」のボーカリスト兼ギタリストであるGordyが、バンド活動と日常生活のやりくりに奮闘する様を描いた作品です。2026年2月7日に発売されており、Steam Deckでプレイ可能なWindows PC版のレビューとなっています。
リアルなバンド活動を描く
本作は、華やかなロックスターの夢物語ではなく、インディーズシーンの厳しい現実をリアルに映し出しています。Gordyは、家賃の支払い、電気代、さらには婦人科系の治療費まで、バンド活動と並行して生活費を稼ぐために、ダイナーでのアルバイトにも励んでいます。ゲームは4日ごとのチャプターで構成され、プレイヤーはGordyとして、限られた時間の中でこれらのタスクをこなしていくことになります。選択肢によってGordyの社交ステータスが変化する、シンプルなアドベンチャー要素も含まれています。
独創的なミニゲームとパンク精神
ゲームのユニークな点として、Gordyの日常を描く際に、ピノコローンゲームのような、ちょっと変わったミニゲームが用意されています。例えば、生理のシーンでは、子宮内をピンボールのように卵を跳ねさせるミニゲームが登場。これらのインタラクティブな要素が、物語に彩りを添えています。一方、バンドの演奏シーンでは、2ボタンのシンプルなリズムゲームが展開されますが、失敗してもペナルティがなく、音楽とリズムの連動性も今ひとつとのこと。しかし、本作は「パンク・エトス」を貫いており、女性アーティストとして男性中心の業界で戦い、より包括的な表現の場を求めていくGordyの姿を通して、反骨精神やフェミニズムのメッセージを伝えています。