『オーバーウォッチ』元ディレクターが「トレーサーのお尻ナーフ」疑惑を10年越しに否定!身体モデルは変更なし、ポーズ変更が真相と明かす
2026年04月10日 | #ゲーム | GamesRadar+
かつて『オーバーウォッチ』のディレクター兼共同制作者を務めたジェフ・カプラン氏が、長らく物議を醸してきた「トレーサーのポーズ問題」、通称「トレーサーのお尻論争」について、当時の憶測を否定しました。同氏によると、ブリザードがトレーサーのお尻のモデル自体に修正を加えたことは一度もなかったとのことです。これは10年前にゲームを熱心にプレイしていたプレイヤーたちの間で「マンデラ効果」のような誤解が広まっていた可能性を示唆しています。
10年前の「お尻論争」とは?
この論争は、今から10年前、『オーバーウォッチ』の公式フォーラムでトレーサーの特定の勝利ポーズに対して批判的な投稿があったことに端を発しています。問題となったポーズは、陽気で時にはお茶目なトレーサーが、肩越しに振り向く挑発的なものだと指摘されました。当時のフォーラムには「楽しくないし、おかしな感じもない。素早くエリートなキラーであることとは何の関係もない。トレーサーを単なる当たり障りのない女性のセックスシンボルに貶めている」といった意見が投稿されています。この議論が白熱する中、カプラン氏が自らフォーラムに登場し、ポーズの差し替えを約束。「コミュニティの誰もが強く、英雄的だと感じられるようにしたい」とコメントしていました。
ポーズ変更の真実
ブリザードはその後、トレーサーの個性をより良く表現する新しいポーズを導入しましたが、一部のプレイヤーからは「会社がトレーサーの身体的な特徴を弱体化した」との疑惑が浮上しました。しかし、カプラン氏は10年後の現在、自身の配信でこの「お尻論争」に関する質問に答える形で、「我々はトレーサーのお尻を実際にナーフしたわけではない」と、やや不快感をあらわにしながら語っています。「それは全く同じままだった。ただ、ポーズを変えただけだ」と明言しました。つまり、ブリザードの開発チームはトレーサーの身体モデルに手を加えたことはなく、単にポーズを変更しただけだったのです。これまでの怒りや憶測は、集団的なヒステリーのようなものだったと結論付けられています。
キャラクターデザインを巡る議論
このキャラクターの身体を巡る議論は、なぜか10年以上にわたって『オーバーウォッチ』につきまとってきました。『オーバーウォッチ2』の再ローンチ時にも同様の「お尻ナーフ」に関する主張が飛び交ったとのことです。しかし、カプラン氏の今回の発言により、長年の憶測に終止符が打たれることになりそうです。