NVIDIAが『The Witcher 4』のテックデモで驚異的なグラフィック目標を公開!新技術「RTX Mega Geometry」で圧倒的リアルな自然描写を実現、要求スペックも明らかに
2026年04月11日 | #ゲーム #発売 #ハード・周辺機器 | DualShockers
NVIDIAは先日開催されたGDC 2026にて、最新のパス・トレーシング技術に関するプレゼンテーションを実施しました。その中で、特に注目を集めたのが、草木のレンダリングに特化した新システム「RTX Mega Geometry」と、この技術が導入される予定の期待作『The Witcher 4』のテックデモです。イベントから数週間後、NVIDIAが公開したプレゼンテーションの全編動画からは、CD Projekt Redが手掛ける次期プロジェクトがいかに野心的な目標を掲げているかが明らかになっています。
圧倒的な自然描写を実現する「RTX Mega Geometry」
公開されたテックデモには、『The Witcher 4』に登場するとみられる3種類の樹木のモデルが含まれています。このデモは、約6,000万本の植物、およそ100万本の樹木、200種類以上の植物が5×5kmの広大なマップに配置されている、という驚異的な数値で構築されているとのことです。RTX Mega Geometryでは、個々の松葉に至るまで幾何学的にモデリングされており、アルファカードは使用されていません。一部の大きな樹木は1,000万ポリゴンを超えており、それらすべてが固有のアニメーションを持ち、ピクセル単位で正確な影を生成するダイナミックなパス・トレーシングライティングで描写されています。これらの技術によって、信じられないほどリアルで印象的なグラフィックが実現されています。
技術詳細と推奨スペック
NVIDIAによると、この超リアルな樹木は「小枝」と呼ばれる小さなサブオブジェクトをインスタンス化することで、高いポリゴン数を実現しているとのことです。Unreal EngineのNaniteフォリッジシステムに似ており、1本の大きな樹木が何千ものユニークな小枝モデルを繰り返して構成されています。パフォーマンスを維持するため、これらの小枝は複雑な頂点スキニングではなく、スケルトンに固定してアニメーションされており、膨大な処理負荷なしにリアルな動きを可能にしています。また、システムメモリへの負担を軽減するため、エンジニアは特殊なマルチステージのLOD(Level of Detail)システムを開発しました。これは、プレイヤーが離れるにつれて何千もの個々のインスタンスをより少ない大きなブロックに統合するもので、幾何学的複雑さはほぼ同じに保たれます。さらに、RTX 40シリーズ以降のGPUが持つOpacity Micro-Maps(OMMs)機能を利用することで、何百万もの葉の複雑なライティングと透明度をピクセル単位で正確に処理し、あらゆるスケールで『The Witcher 4』が詳細に描画されるようになっています。
要求されるグラフィックボードの性能
このデモは4K解像度でGeForce RTX 5090を使用した場合、約80FPSで動作し、GeForce RTX 4070では1440p解像度で58FPSを記録しているとのことです。NVIDIAは、RTX Mega Geometryがウルトラハイエンド以外のハードウェアでも動作するように最適化を進めていることを示唆しており、より幅広いユーザーがこの技術を体験できる可能性に期待が持たれます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開発元 | CD Projekt Red |
| パブリッシャー | CD Projekt Red |
| エンジン | Unreal Engine 5 |
| ジャンル | アクションRPG、オープンワールド |