『Starfield』PS5版の初週売上は低調、アナリストは「採算ラインぎりぎりか」と指摘、一方で『Crimson Desert』が年内にも累計販売本数を上回る勢いと分析
2026年04月15日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
ベセスダ・ソフトワークスの人気RPG『Starfield』が、PCとXboxでの独占期間を経てPlayStation 5版がリリースされました。しかし、PS5版の出来栄えが「プレイ不可能」とまで評されるほど芳しくなく、発売直後からファンの間で不満が噴出しているとのことです。ベセスダ側もこの状況を認識しており、今週中には修正パッチを配信すると発表していますが、これがPS5版の売上を大きく押し上げるかは不透明なようです。
『Starfield』PS5版の初週売上は厳しい数字に
市場分析会社Alinea Analyticsの市場分析責任者リース・エリオット氏の新しいオンラインレポートによると、『Starfield』のPS5版は発売から1週間で14万本の売上を記録したと推定されています。一見すると堅調な数字に見えますが、これはベセスダが過去に達成してきた数字と比較するとかなり厳しい結果となっています。例えば、『Fallout 4』は発売初週で500万本を出荷しており、プラットフォーム別に分割しても『Starfield』のPS5版の初週売上を大きく上回ります。エリオット氏は「多くの移植タイトルとしては十分な数字だが、この10年で最大のベセスダRPGの移植版としては素晴らしいとは言えない」と指摘しています。
『Starfield』低調の要因と『Crimson Desert』の台頭
『Starfield』の低調なPS5売上は、Xbox版の状況も影響しているようです。Xbox版は100万本以上の売上を記録したものの、Game Pass加入者によって800万人以上がプレイしており、これは「失われた収益」として計上されています。また、SteamではPS5版リリース前に370万本を販売しています。これらを合わせると、『Starfield』は全プラットフォームで1億ドル以上の収益を上げており、単体で見れば成功と言えます。しかし、ベセスダの開発予算と10年という開発期間を考慮すると、採算が取れたかどうかもギリギリのラインとのことです。エリオット氏は、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』や『エルデンリング』といった、より実験的なデザインを取り入れたタイトルがプレイヤーから支持される中、『Starfield』が「10年前なら通用したかもしれないが、多くのプレイヤーはすでに先を行っている」と分析しています。このデータは、そうした実験的な要素を取り入れた『Crimson Desert』が、年内に『Starfield』の累計販売本数を上回る勢いであることを示唆しているとのこと。もし『Starfield』がPS5で同時発売され、XboxやPCでGame Passに提供されていなかったら、この状況は異なっていたでしょう。Pearl Abyssの『Crimson Desert』は発売から4週間足らずで全世界500万本以上を販売しており、Steamの同時接続プレイヤー数も10万人前後で推移しており、その勢いは衰える気配がないようです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 『Starfield』PS5版初週売上(推定) | 14万本 |
| 『Crimson Desert』全世界累計販売本数(発売4週未満) | 500万本以上 |