ファンが諦めなかった!Ubisoftがキャンセルした『プリンス オブ ペルシャ 時間の砂』リメイク版、コミュニティ主導で開発プロジェクトが始動!高品質なグラフィックで名作を再構築する大規模MODとして制作へ
2026年04月16日 | #ゲーム | GamesRadar+
Ubisoftが数年間にわたり開発を進めていた『プリンス オブ ペルシャ 時間の砂』リメイク版のプロジェクトは、先日、Ubisoftの「大規模な見直し」の一環として正式に中止されました。しかし、このPS2時代の名作のリメイクを諦めきれないファンコミュニティが、独自のゲーム開発プロジェクトを立ち上げ、自力でのリメイク版制作を発表しました。公式なリメイク版が登場しない現状を受け、ファンたちは自らの手で動き出した形です。
ファン主導の大規模MODプロジェクト
このプロジェクトは、単なる伝統的なリメイクとは一線を画しており、既存の3Dモデルのほとんどを高品質なアセットに置き換え、さらにパストレーシング技術によるグローバルイルミネーションを導入することを目的とした大規模なMODとして進められています。開発チームは、「プリンス オブ ペルシャコミュニティが、『時間の砂』リメイク版のキャンセルを受けて、独自のプロジェクトを立ち上げた」と声明で述べています。
開発は初期段階、コミュニティの協力が不可欠
現在、プロジェクトは「初期開発段階」にあり、3Dモデラー、テクスチャアーティスト、プログラマーといった協力者を広く募集しています。そのため、すぐにプレイできる状態になるわけではないとのことです。このプロジェクトは非営利で、「厳密な締め切りを設けず、長期的な開発に焦点を当てている」ため、コミュニティメンバーが余暇を費やして開発を進めていくことになります。近年、NvidiaのRTX Remixのようなリマスター作成ツールが強力かつ使いやすくなっており、コミュニティもこのツールのエキスパートを募集していることから、活用を検討していることがうかがえます。
『プリンス オブ ペルシャ 時間の砂』は、2003年にPS2、GameCube、Xbox、PC向けにリリースされたUbisoft屈指の人気作で、パルクールを駆使したプラットフォームアクションと時間を巻き戻すメカニクスは当時としては非常に画期的なものでした。魅力的なストーリーも相まって、高い評価を得ていましたが、Ubisoftによるリメイク版は、グラフィックへの否定的な反応を受けて複数回延期され、約6年もの開発期間を経て最終的にプロジェクト中止となっていました。