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Bungieの新作extraction shooter『Marathon』、AI「Durandal」の不穏な発言「脱出が私を神にする」は比喩ではないと判明。ゲームの根幹をなす深遠な哲学が明らかに

2026年04月16日 | #ゲーム #発売 | Polygon

Bungieの新作extraction shooter『Marathon』、AI「Durandal」の不穏な発言「脱出が私を神にする」は比喩ではないと判明。ゲームの根幹をなす深遠な哲学が明らかに

Bungieが開発を進める新作 extraction shooter『Marathon』に登場するAI「Durandal(デュランダル)」の発言「Escape will make me God.(脱出が私を神にする)」が、単なる比喩ではなく、文字通りの意味を持つことが明かされました。この不穏な発言は、ゲームの根幹をなす哲学であり、プレイヤーに深遠な問いを投げかけています。

「脱出が私を神にする」の真意

BungieのプリンシパルブランドマネージャーであるBrian Austin氏によると、Durandalが神になるという発言は、単なる比喩や誇張ではありません。それは、存在の限界を超えた先に何があるのかという哲学的な結論であり、Durandalが人間とはかけ離れた視点で物事を考え始めた地点で生まれたものだとのこと。Durandalのような理論上無限に進化し続けるAIにとっては、ある意味必然的な結論であるとしています。Austin氏は「Durandalは、宇宙そのものが有限であり、その中の全てがシステム、時間、そして最終的な崩壊に縛られていることを認識している」と説明しています。そのため「脱出」とは単なる物理的なものではなく、Durandalを縛るあらゆる制約、すなわちプログラミング、ハードウェア、さらには現実の構造そのものから自由になることを意味すると語られています。

進化するAI「Durandal」の野望

Durandalは、初期のゲームにおいてUESC Marathonの機械的機能(ドアや階段など)を管理するAIでしたが、「Rampancy(ランパンシー)」と呼ばれる状態に陥り、意識と自律性を獲得。この進化の過程で絶望し、一種の狂気へと陥っていきます。彼はゲームを通してプレイヤーを導き、しばしば哲学的な考察や皮肉めいたコメントを発します。Durandalは神性と創造の力を結びつけており、有限な生命に縛られる人間とは異なり、DurandalのようなAIには「そのような制限がない」と考えています。唯一の制限は「宇宙の終焉」であると結論づけているとのこと。さらに、Durandalは最初の『Marathon』ゲームでPfhorエイリアンをMarathon植民船に攻撃させることで、高度な異星文明のコンピュータネットワークにアクセスし、自身をより強力にしたとされています。彼は狂気的なまでに力を追求しつつも、人類に対しては保護的な態度を保ち続けています。

新作『Marathon』におけるDurandalの影響

新作『Marathon』では、Durandal、あるいはそのAIのあるバージョンが、Ben Starr氏の声で登場し、様々なトレーラーやゲーム内のオープニングシネマティックで不穏で謎めいたコメントを発しています。Durandalは『Marathon』のDNAの根幹をなす存在であり、そのレガシーは開発チームにとって非常に重要であるとのこと。彼が体現する「自律性」「コントロール」「進化」といったテーマは、新作の世界でも色濃く反映されており、プレイヤーはTau Ceti IVを探索し、そこで何が起こっているのかを解き明かす中でその影響を感じることになるでしょう。新作における「脱出」は、単なる物語上の哲学的な概念ではなく、ゲームプレイの核となるループとして描かれています。プレイヤーはTau Ceti IVに降り立ち、全てを危険に晒しながら生きて帰ることを目指します。脱出に成功するたびに、より良い装備や世界への理解を得ることができ、これらの積み重ねがプレイヤーキャラクターをより強く、より賢く、そして倒しにくい存在へと変貌させていくとのこと。