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『Metro 2039』最新作でシリーズの重要人物ハンターがまさかの悪役に、作者ドミトリー・グルホフスキー氏が語る「これまでで最も暗い物語」の詳細に迫る!

2026年04月17日 | #ゲーム #発売 | DualShockers

『Metro 2039』最新作でシリーズの重要人物ハンターがまさかの悪役に、作者ドミトリー・グルホフスキー氏が語る「これまでで最も暗い物語」の詳細に迫る!

ウクライナのゲーム開発スタジオ4A Gamesは、ロシアの作家ドミトリー・グルホフスキー氏が生み出した『Metro』ユニバースの最新作『Metro 2039』の詳細をXboxとの提携によりついに発表しました。グルホフスキー氏が「これまでで最も重厚な作品になる」とコメントしていた通り、本作の中心人物に関する発表は、その言葉を裏付けるものとなっています。これまでのシリーズ3作品で主人公を務めたアルチョムに代わり、今回はハンターが主役となることが明らかになりました。

シリーズの重要人物ハンターがまさかのヴィランに

『Metro 2039』で物語の中心を担うハンターは、過去作でも重要な役割を担ってきました。彼のアルチョムの駅への訪問が、闇の者たちからメトロを救うアルチョムの旅のきっかけとなっています。また、『Metro Exodus』の序盤で行方不明とされていたハンターのドッグタグが、アルチョムを間一髪で死から救う場面もありました。これまでの登場シーンで、ハンターはメトロとその住民を脅威から守る冷酷な守護者として描かれてきました。しかし、本作では闇の者たちとの遭遇を生き延びた後、精神的に不安定になり、感染した駅での虐殺を引き起こすという衝撃的な展開を迎えます。ミラーがモスクワを去ったことで生まれた権力の空白を突いて、ハンターは過激な思想に基づく「ノヴォライヒ」をメトロに統一し、恐怖とプロパガンダで支配しているとのこと。プレイヤーは「見知らぬ者(The Stranger)」と呼ばれる主人公として、荒廃したロシアの首都に到着し、この世界に直面することになります。

「これまで見た中で最も暗い」物語

メトロの住民をプロパガンダと恐怖で支配するというのは、これまでも描かれてきたテーマですが、これまでのところ、メトロ内で絶対的な権力を持つ権威主義的な派閥は存在しませんでした。本作では、腐敗し不安定な個人が絶対的な権力を握った時に、どれほど事態が悪化するかを描こうとしています。グルホフスキー氏は、『Metro 2039』の物語が「これまで見た中で最も暗い」ものであり、「4A Gamesと手掛けた中で最も大人向けの物語」であるとコメントしています。これは、過去3作とそのDLCの重厚さを考えると、かなり大胆な発言と言えるでしょう。しかし、この変化の背景には、残念ながら現実世界での出来事が強く影響しているとのこと。グルホフスキー氏は2022年初頭にロシアを離れ、ウクライナ侵攻に対する政府への反対姿勢から、母国では指名手配犯となっています。彼は『Metro 2039』の物語を「長い間語りたかったが、現実が追いつくのを待つ必要があった」と語っており、「世界が明確な形で狂っている今、これはディストピアやSFではなく、誰にでも関係のあるもの」だと考えているそうです。