『The Last of Us Part I』のリメイク版、オリジナル開発者が「自分の仕事が削除された」と強い不満を表明! 新技術による全面改修に怒りも
2026年04月17日 | #ゲーム | GamesRadar+
『The Last of Us Part I』は、オリジナル版の戦闘デザイナーにとって「苦い思い出」となっているようです。オリジナル版の開発に携わったBenson Russell氏が、リメイク版で自身の成果がほぼ完全に作り直されたことに対し、強い不満を表明しています。
リメイク版での「全削除」と新たな構築
Russell氏は、2015年にNaughty Dogを退社するまで8年間シニアゲームデザイナーを務めていました。同氏によると、『The Last of Us Part I』では、オリジナル版の戦闘システムやアセットが、『The Last of Us Part II』の技術を用いて全面的に作り直されたとのことです。具体的には、「私のスクリプトを文字通り削除し、全く新しいスクリプトを入れている」と述べており、自身が配置したスポナーや記述したスクリプトが全て消去されたことに強い怒りを覚えている様子です。これは「膨大な作業量」を要したものであり、その成果がリメイク版で一新されたことに対し、「勘弁してくれ」という感情が湧き上がったとしています。
「決定版」としてのリメイクに対する異議
Russell氏は、リメイク版が「決定版」として宣伝されていることにも強く反発しています。自身が「血と汗と涙を注ぎ込んだ」作品が、単に作り直されるだけでなく、「これがこの体験の決定版だ」とまで言われるのは、開発者にとってこれ以上の侮辱はないと語っています。オリジナルのアートワークも完全に作り直された点も指摘しており、単なるアップスケーリングとは異なり、全面的に作り直された上で「決定版」と称されることに納得がいかないとしています。また、リマスター版がまだ利用可能であるものの、PC版ではリメイク版しか選択肢がない現状も、同氏の不満をさらに募らせる要因となっています。