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日本の外務大臣がホワイトハウスの『Wii Sports』無断使用に言及! 任天堂IPの政治利用に懸念を示す声が相次ぐ

2026年04月18日 | #ゲーム #ニュース | IGN

日本の外務大臣がホワイトハウスの『Wii Sports』無断使用に言及! 任天堂IPの政治利用に懸念を示す声が相次ぐ

日本の外務大臣である茂木敏充氏は、国会で米国ホワイトハウスが任天堂の『Wii Sports』のゲーム映像を無断で使用したことに対して懸念を示しました。ホワイトハウスの公式Xアカウントが、3月に投稿した戦争を支持するようなポストで、イランへの空爆作戦「オペレーション・エピック・フューリー」の軍事映像と『Wii Sports』の映像を組み合わせたクリップを使用したことが問題視されています。

ホワイトハウスによる著作権侵害の指摘

共同通信社の報道によると、茂木外務大臣は4月17日の衆議院のセッションでこのホワイトハウスの投稿に言及し、「一般論として、公的機関であっても著作権者の同意なく著作物を複製することは不適切です」と日本語でコメントしました。これは単発の出来事ではなく、米国政府は任天堂を含む多くの著作権で保護されたIPを含む画像やクリップをソーシャルメディアに投稿しているとのことです。最近では、4月1日にホワイトハウスのXアカウントが、アルテミスIIミッションを祝うために『スーパーマリオギャラクシー』の映画とNASAの映像をマッシュアップしたものを投稿しています。

繰り返される無許可使用と反発

今年初めには、米国国土安全保障省のソーシャルメディアアカウントが、『ポケットモンスター』のアニメとそのテーマ曲と並べて、移民摘発の映像を投稿しました。さらに3月には、ホワイトハウスのXアカウントが『ポケモンスナップ』のカバーアートのトレンドに乗じて、ゲームのタイトルを「Make America Great Again」に置き換えたミームを作成しています。これらの行為に対し、株式会社ポケモンは「当社のミッションは世界を結びつけることであり、いかなる政治的見解やアジェンダとも関係ありません」と述べ、会社の許可や関与なしに行われたことに対して反対の声明を出しています。他にも、『遊戯王』の公式アカウントやマスターチーフの声優であるスティーブ・ダウンズ氏も、ホワイトハウスによる著作物の無断使用に反対する声明を出しています。

トランプ政権からのコメント

ニューヨーク・タイムズが指摘しているように、トランプ政権の報道官であったアビゲイル・ジャクソン氏は以前、彼らのソーシャルメディア戦略を強化するとコメントしています。「魅力的な投稿と最高のミームを通じて、私たちは大統領の非常に人気のあるアジェンダを成功裏に伝えています」とジャクソン氏は述べ、「多くの人々が私たちのスタイルを真似しようとするのには理由があります。私たちのメッセージが響くからです」と語っています。

任天堂の対応

任天堂はホワイトハウスによるIPの使用に関して公式声明を出していませんが、同社は現在、トランプ政権の関税によって『Switch 2』の発売計画に影響が出たとして、関税の払い戻しを求める別の件で米国政府を訴えているとのことです。日本の外務大臣は現在、米国とイランの紛争を緩和し、ホルムズ海峡の安定を取り戻すために動いているとジャパンタイムズなどが報じています。